過去ログ - 武内P「あなたのお名前を」芳乃「わたくしはー」
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23:名無しNIPPER[saga]
2015/01/25(日) 11:55:41.71 ID:1ScxNNNj0

「恐ろしい男だねぇ貴様のプロデューサーというのは、忍びの貴様に依代のあの娘」

「一体なんのためにそれだけの力を集めるのか、最後に教えてくれないかね」

どうやら武内Pのことを誤解している女将に、あやめは笑みを浮かべて答える。

あやめ「あの方は力を集めているのではありません。アイドルを育てているだけです」

あやめ「笑顔が重要らしいのですが、あやめにはまだ良くわかりません。まだまだ修行不足ですので」

「ハハハッ! なんだいそりゃ! そうかいアイドルかい、永遠に生きることよりもいいことなのかね」

あやめ「勿論です!」

女将「そうかい……あぁ……そいつは――」

なにかに納得した女将は、そのまま素直に空気の中に溶けて消えていった。それを見送ったあやめは、
限界が近かったのを今思い出したかのように地面に座り込む。

あやめ「……そういえば、忍びではなく忍ドルと訂正するの忘れてました……不覚」

仁美「――あやめっちー!」

自分を呼ぶ声が聞こえたため、首だけ動かして声の方向を見たあやめは、神社から帰ってくる
武内P達の姿を見て安堵の表情を見せる。
そして彼の背中で眠る女の子の姿を見て、きっと彼女が新しいアイドル仲間になるのだろうという
確信を胸に、静かに意識を眠りに沈めていくのだった。



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