過去ログ - 【咲安価】京太郎「これがゾイド!」怜「最終話、しっかり決めるで京ちゃん!」18機目
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377:1 ◆g6V0jYwopc[saga]
2015/01/28(水) 00:33:44.99 ID:Q5wmuZLDo
京太郎は再び歩き始める。


すると正面から玄と宥が談笑をしながら歩いてくるのが見えた。



京太郎「っ……」ピタッ



京太郎にとって玄は勢いとはいえ自身から告白まがいの行為を行い、宥に至っては

『この世の誰よりも大好き』

と面を向かって言われていた。


彼女達には何と声をかけるべきか、と思い立ち尽くしていると向こうもこちらに気づいたらしく頬を緩めて真っ直ぐに歩いてくる。


直後二人は別れそれぞれ、京太郎の左に玄が、右に宥がついた。


玄「待つのは得意なのですっ」クスッ

玄「だから私はグレサちゃん達と同じく、たとえお互いに記憶も思い出も何もかも失っていても」

玄「たとえ500年…1000年……そして2000年時が流れても京太郎君を待ち続けるのです」

京太郎「玄さん……」ジワッ



少しだけ重いが、人によっては裏切り紛いと言われてもしょうがない行動をした、自身に対する物とは思えない程の玄の一途さに胸が熱くなる。


宥「ふふっ……あったかくなりたかったら何時でも私達の屋敷に来てねっ」

宥「あ、私は別に浮気相手でも全然いいからね〜?」ニコッ


反対に宥の言葉は色々と軽すぎてこみ上げてきた物が急速に落ちていくのを感じる。



玄「お、お姉ちゃん……」ガックシ

京太郎「宥さん……」ガックシ


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