過去ログ - 【ラブライブ】雪穂「あの日からずっと私の心は彼女に奪われていた」
1- 20
132:名無しNIPPER
2015/02/11(水) 23:54:52.44 ID:1zKP6u0TO

悔しくて、情けなくて。
段々視界が潤んできた。

っ!
ダメだってっ!
こんなんじゃ、告白なんてできない。

そう思った時だった。



亜里沙「届けて、切なさには〜♪」

雪穂「えっ」



突然のことだった。
亜里沙が歌い出していた。

さっきの、曲。
あのラブソングだ。


亜里沙「〜〜♪」


そのまま、サビを歌う亜里沙。
そして、最後の一フレーズの前で止まって、


亜里沙「この先、なんだっけ?」


そう聞いてきた。

……そっか。
亜里沙はさっきので初めて聞いたんだもんね。
そう思って、私はその続きを歌う。


飛び込む勇気に賛成♪
まもなく START ♪


雪穂「あっ」


それを歌って、思い出す。
いつかお姉ちゃんがこの曲を聞かせてくれたことを。


「私だけじゃ、雪穂にはなにも言えない」

「けど! 私たちなら! ……きっと、今の雪穂に勇気をあげられる」

「だから――――」


そんなことも言ってたっけ。

……うん。
その通りだよ、お姉ちゃん。
この曲で、きっと私は勇気を貰えた。

だからさ――



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
143Res/125.06 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice