過去ログ - 【ラブライブ】雪穂「あの日からずっと私の心は彼女に奪われていた」
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62:名無しNIPPER
2015/02/03(火) 03:52:45.47 ID:pM078CW3O


絵里「……というわけ、らしいわ」


電話を切って、私は隣の彼女にそう言った。
スピーカーにしていたから、その内容はちゃんと聞こえていたようで、


にこ「ラブレターじゃなく、ファンレター、ね。しかも、穂乃果宛ての……」


にこは、ボソリとそう呟いた。


にこ「つまり、にこの予想は大ハズレって訳ね……」

絵里「まぁ、そういうことよね」


自信満々に言って外すとか……。
にこは頭に手を当てて、深いため息を吐いた。


絵里「ま、まぁまぁ。そういうこともあるわ、ね?」

にこ「慰めんなっ! 余計恥ずかしくなるわ」

絵里「うぅぅ」

にこ「はぁぁぁ……」


その後、しばらく落ち込むにこだったけど、気持ちの整理がついたのか、ふと顔を上げた。


にこ「さて、どうしようかしらね」

絵里「?」

にこ「なんとなく、話の大筋は見えたんだけど……」


唸りながら、そう言うにこ。

って、えっ?


絵里「もしかして、あれだけでわかったの?」

にこ「……まぁ、なんとなくよ?」


自信なさげに、にこはそう答えた。
……さっきのが余程堪えてるのね。

けど、まぁ。
それでも、にこは話の大筋が見えたと言う。
そこは流石というべきかしら。


絵里「……それで?」

にこ「やっぱり、聞く?」

絵里「そりゃあね」


大切な亜里沙のことだもの。

そう言葉を続けると、にこはいつものように、しょうがないわね、と言いながら、こう言った。



にこ「亜里沙ちゃん、たぶん雪穂ちゃんのことが好きなんでしょ」





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