過去ログ - 【ラブライブ】雪穂「あの日からずっと私の心は彼女に奪われていた」
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少しだけ更新。ややこしいのは視点がうろうろしたからだろうか。
2015/02/05(木) 23:28:12.17 ID:GN6O82SxO
――――――
雪穂「はっ! ……はっ、っ!」
走る。
朝だっていうのに、全速力で走る。
腕に着けたそれを見ると、約束の時間から30分は遅れていた。
と、時計を見ている間に、駅が見えてくる。
それから、周りを見渡して、彼女の姿を探した。
雪穂「あっ!?」
見つけた!
私は慌てて、視界に捉えた後ろ姿の元に駆け寄って、彼女の名前を呼ぶ。
雪穂「亜里沙っ!」
亜里沙「あ、ユキホ……」
雪穂「ご、ごめんっ! 遅れた」
振り返った亜里沙も私の姿を見つけて、駆け寄ってきた。
怒ってるだろうな、と予想はしていた。
けれど、それに反して、亜里沙の表情は、
亜里沙「……よ、よかったぁ」
雪穂「えっ、と?」
安心した。
それな感情がありありと伝わってくるようなものだった。
って、あれ?
雪穂「お、怒ってないの? えっと、私、寝坊しちゃって……こんなに遅れちゃったし」
寝坊なんていう、10割私が悪い理由だから責められるかと思ったんだけど。
そんな私に、亜里沙はこう言った。
亜里沙「ううん。怒ってはいるんだよ? でも、ユキホに何もなくてよかったって気持ちの方がつよいから……」
亜里沙はそう言って、携帯をコンコンと軽く叩く。
携帯?
ふと、自分の携帯を見ると、亜里沙の着信が何回も入っていたのに気づく。
あぁぁぁ……。
メールのひとつでも送ってから、家出るんだったな。
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