過去ログ - 【ラブライブ】雪穂「あの日からずっと私の心は彼女に奪われていた」
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名無しNIPPER
2015/02/06(金) 00:45:57.50 ID:CPipEo0KO
――――――
雪穂「あのさ、亜里沙?」
右に行けば、私の家で、左に行けば、亜里沙の家に続く別れ道でのこと。
私は亜里沙の名前を呼んだ。
亜里沙「どうしたの?」
首を傾げる亜里沙。
変わった様子はない。
……うん。
きっと絵里さん達の思い過ごしだったんだよ。
亜里沙の元気がない、なんてさ。
ひとり、心のなかで納得をする。
本当は今聞こうと思ったんだけど、その必要もなさそうだし。
その代わりに、少しだけ気になってたことを聞いてみることにする。
雪穂「そういえば、誘ってくれた時に、なんで秘密なんて言ったの?」
特別な場所は行っていない。
まぁ、あるとしたらケーキ屋だろうけど。
秘密にする必要もないような気がして。
だから、私はそう尋ねた。
すると、亜里沙は
亜里沙「あっ、えっと……ね?」
少しだけ頬を赤くして、こう言った。
亜里沙「ケーキとか好きなユキホに喜んでほしくてっ!」
亜里沙「それに、サプライズして、ユキホの驚く顔も見たかったんだ……」
雪穂「っ!?」
いっつも、和菓子は飽きた! ケーキが食べたいって言ってたよね?
そう言って微笑む亜里沙。
私はそれを、直視できなかった。
だって、あまりにも、可愛すぎて……。
私に喜んでほしくて?
私の驚く顔も見たかった?
雪穂「ッ!!!」
あ、あぁ、ダメだ。
どうしても、顔が赤くなってく。
思わず顔を反らしてしまう。
これは、しょうがないよ。
だって、きっと私、今、スッゴクだらしない顔してるだろうから……。
亜里沙が、私のためにしてくれただと思うと、純粋に嬉しくなってしまう。
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