過去ログ - 穂乃果「『れんあいげぇむ』？」…ⅩⅧ -SS速報VIP

過去ログ - 穂乃果「『れんあいげぇむ』？」…ⅩⅧ

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40:名無しNIPPER[saga]
2015/01/28(水) 00:14:37.86 ID:7EkUcgND0

穂乃果「むぅ…言っても止めない悪い子さんは…こうだー！」

凛「！？」

穂乃果「それー！」ｽﾘｽﾘ
凛（凛だって負けないにゃー！）ｽﾘｽﾘ

穂乃果（わぁ、凛ちゃんの頬っぺた柔らかーい！）

凛（…やっといて何だけどこうして
　　　二人で頬っぺたくっ付けるの恥ずかしいや//）えへへ…

「あらあら、星空さんと高坂さんってば仲良しよね！」
「姉妹のような安心感よね～」ｸｽｸｽ

凛「…」（´・ω)　ｼｮﾎﾞﾝ…

穂乃果「？どうしたの凛ちゃん…」

少しだけ哀しそうな表情でスリスリ攻撃を止めてしまいます

凛「」ｶｷｶｷ

【ううん！なんでもないにゃー！】

嘘です…

字面はいつもの凛ちゃん、左下には一輪のお花と
可愛い猫ちゃんが書かれてますが

心の中ではこう思うのです

凛（他の人から見たら、凛と穂乃果ちゃんって
　　　仲の良い姉妹"としてしか"見られないんだね…）

姉妹のように見られる、それは確かに嬉しいのです

でも凛は…穂乃果とは【姉妹以上の関係】になりたい

ある意味、家族と呼べる間柄…

…まぁ家族と呼べる間柄になるのは些か早すぎますね
まず、親御さんへの挨拶とか正式なお付き合いとか…

…その正式なお付き合いをしているような関係で他者に見られたい
そんな願望は彼女にだってあります

凛（…なんだか穂乃果ちゃんの家で読んだ少女漫画みたい）

主人公の女の子が好きな人に想いを伝えられずにいる感じ
いつまでも気付いてもらえず、そして気がつけばお相手は既に
別の誰かと結ばれていて…

窓の外では風に木の葉が舞っています

凛はソレをあまり見ていたくありませんでした

―秋色木の葉には、私の恋が散るような予感があるから

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