過去ログ - キタキタオヤジ「北北中学出身、アドバーグ・エルドル」キリッ  キョン「!?」
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110:名無しNIPPER[saga]
2015/02/01(日) 21:32:08.93 ID:rL/wghb00
「あなたに教えておく」

長門は極めて真面目な顔をしていた。

「あなたの立ち位置はとても重要」
以下略



111:名無しNIPPER[saga]
2015/02/01(日) 21:46:30.96 ID:rL/wghb00
「アドバーグ・エルドルは普通の人間ではない」

見れば解る。

「アドバーグ・エルドルはわたしたちの神」
以下略



112:名無しNIPPER[saga]
2015/02/01(日) 22:01:05.12 ID:rL/wghb00
しかしながら、長門は帰ろうとしてきびすを返した俺の足を素早く掴みあげると、柔道の出足払いの要領でぐいっと横へ引いた。おかげで下の階の住人に迷惑がかかりそうな感じで俺は思いっきり尻餅をついた。めっちゃ痛い。

「何するんだ!」

という抗議の声を無視して長門は、
以下略



113:名無しNIPPER[sage]
2015/02/01(日) 22:04:23.09 ID:Oo8bg7V70
神wwwwww


114:名無しNIPPER[saga]
2015/02/01(日) 22:20:19.31 ID:rL/wghb00
今更抵抗するのも無益だと悟っていた俺は仕方なくその場であぐらを組み直し、長門に話の続きを促した。おかげで俺は延々と続く長門の電波な話をひたすら右から左へ受け流すこととなった。

情報統合思念体? 対有機生命体なんちゃらかんちゃらインターフェース? キタキタオヤジが神? そしてハルヒがなんだかよくわからん存在っぽい?

知ったこっちゃねー。
以下略



115:名無しNIPPER[saga]
2015/02/01(日) 22:42:21.49 ID:rL/wghb00
そんなことを思案して、あわよくばそれをきっかけに長門とのキャッキャウフフ的な日常に突入出来ないかと俺が妄想していたら、突然隣の部屋から、ドーン!というギャグマンガみたいな爆発音が。

「おい、何だ今の! 何があった!」

慌てて立ち上がる俺。しかし、長門は微動だにせず、座ったままだった。
以下略



116:名無しNIPPER[saga]
2015/02/01(日) 23:04:45.03 ID:rL/wghb00
「情報統合思念体はキタキタオヤジを守るためにわたしを送り込んだ」

長門はまだ淡々と話を続けていた。言動と行動の不一致が甚だしいことこの上ない。だったら助けてやれよ。

とりあえずいくらあのオヤジと言えど流石にこのまま見過ごすわけにもいかず、まずは警察か消防に連絡をと思って俺は携帯を取りだし『通話不能、おならぷう』という生まれて初めて見る液晶画面を眺めることとなった。なんだ、これ。
以下略



117:名無しNIPPER[saga]
2015/02/01(日) 23:20:48.10 ID:rL/wghb00
それからも長門の電波話は延々と続き、ついでにキタキタ踊りがどれだけ素晴らしい踊りであるかを小一時間ほど熱弁され、更に小一時間ばかり目の前でキタキタ踊りを見せつけられてからようやく俺は解放された。

いや、長門のキタキタ踊りは可愛かったけどさ。

制服のスカートがひらひらと揺れて下着がギリギリ見えそうで見えないところが更に良かった。今度は是非メイドコスでお願いしたい。
以下略



118:名無しNIPPER[sage]
2015/02/01(日) 23:40:47.81 ID:O9qsoBAAO
キタキタ踊りは女性が踊ってたものだしな……


119:名無しNIPPER[saga]
2015/02/01(日) 23:42:24.87 ID:rL/wghb00
横に目を向けると、隣の707号室はドアがひしゃげているわけでもなく、周りにやじ馬がいるわけでもなかった。いくら耳をすませてもサイレンの音なんか聞こえてきやしない。

実は夢だったのだろうか? いわゆる明晰夢というやつだ。そして、本当の俺はベッドで心地よく眠っていて、しばらく経てば目を覚ますのだろうか? この混沌とした有り様は夢によく似ているし、その可能性もなくはないんだが。

だといいんだけどさ。
以下略



120:名無しNIPPER[sage]
2015/02/01(日) 23:43:22.52 ID:4dMckXGtO
長門ならなにやってもかわいいよおおおおおおおお


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