過去ログ - キタキタオヤジ「北北中学出身、アドバーグ・エルドル」キリッ キョン「!?」
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名無しNIPPER
[sage]
2015/02/07(土) 09:24:45.42 ID:apjHuqlSO
メタ的視点でもなければ凝った厨二と言われても仕方ないわこれ
一般常識では有り得ないことを前提にしてるし
267
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/02/07(土) 13:19:46.93 ID:dbRc2hsSO
つまりみくるに連れてかれた先で朝倉涼子さんの落書きだけすれば…
268
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/02/07(土) 19:41:18.47 ID:lsbZ7SaHO
キョンは踊りながら書いたんだろうか
269
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/02/07(土) 19:49:16.57 ID:5PeMfEmx0
「それだけなら美談っぽい話で済んでまだ良かったのですが」と、古泉は言った。
話がややこしくなってしまったのは情報統合思念体――長門さん一派のキタキタ踊りに対する情熱――つまり、あなたが地面に描いた異世界人、キタキタオヤジさんのせいです、と。
「せめてもう少し美術の才能があれば良かったのですが……」
以下略
270
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/02/07(土) 20:11:30.70 ID:5PeMfEmx0
だいたいだな。
こんな五分で描いたような子供の落書きみたいな絵を見せられて、それを未来の俺が描いたと言われても、はいそうですか、へへっ、と俺があっさり信じるわけがあるまい。
そんな話を信じるぐらいなら、学食を作ってくれているおっさんが実は火の王だとか言われた方が俺には余程信じられる。勧誘するならもう少し上手くやるべきじゃないのか?
以下略
271
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/02/07(土) 20:32:07.31 ID:5PeMfEmx0
「時間移動は朝比奈さんですね。僕には出来ませんし、どうやって時間を移動しているのか、その方法も知りません」
古泉はふっと息を吐き、
「三年前のことについて僕が知ることが出来たのは、未来の朝比奈さんが教えてくれたからです。普段では絶対に有り得ない出来事でしたが、あの時は緊急時だったそうです。彼女は数多くの禁即事項によって制限されてますから、恐らく僕が彼女とまた会うことはないでしょう。それに、例え未来の朝比奈さんでも涼宮さんの過去を変更するのは不可能ではないかと僕は考えています」
以下略
272
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/02/07(土) 20:43:23.40 ID:5PeMfEmx0
古泉は俺の言葉を丁寧に無視して、
「一応これだけは言っておきますが、あなたも知っての通りキタキタオヤジさんは涼宮さんにとってストレスの塊となっています。ですが、あなたが描いたものだからこそ、いなかったことにも出来ないんです。あなたと出会った思い出も一緒に消えてしまいますし、あなたが迎えに来てくれる条件も失われてしまいますから」
正直、僕も参っています、と古泉。
以下略
273
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/02/07(土) 21:21:45.53 ID:5PeMfEmx0
「生憎、僕もストレスを受けている側ですので。穏便に元の世界に帰ってもらえるならそれがベストだと考えています。もっとも、長門さんから聞いた話ではそれも望み薄ですが。彼はこちらの世界でキタキタ踊りを流行らせる気でいるようですから」
ふっと小さなため息をついてから古泉は、
「こういってはなんですが、絵はやはり絵なんです。魔方陣のように、この絵からキタキタオヤジさんが飛び出してきたというわけではありません。あくまでこれはイメージですね。涼宮さんがこの絵を見て想像し、そして世界を改変したというのが『機関』の統一見解です。この絵自体には何の力もないでしょう」
以下略
274
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/02/07(土) 21:41:02.31 ID:5PeMfEmx0
俺が黙っていると、古泉は勝手になにか勘違いでもしたのだろう。満足したような顔を見せて、「そろそろ戻りましょうか」と俺を学校の外へと促した。梅干し大名というイラストが描かれてある時計を見て、
「もうすぐ集合時間ですから。送っていきますよ」
学校の外でずっと待っていたのか、来た時同様、黒塗りのタクシーへと乗り込む。宗教団体への勧誘ってのはよっぽど儲かる仕事らしい。いや、高校生だからバイトか? そんなに儲かるなら俺も一度ぐらいはやってみたいものだと少し心動かされたが、流石に自重する。
以下略
275
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/02/07(土) 21:55:41.76 ID:5PeMfEmx0
それから五分も経たずに駅前の噴水近くまで朝比奈さんと一緒に戻ってきたハルヒは『魔王』を作曲中のシューベルトのようなしかめ面をしていた。俺と古泉を見てまた一言。
「成果は?」
「ない」
以下略
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