過去ログ - キタキタオヤジ「北北中学出身、アドバーグ・エルドル」キリッ  キョン「!?」
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331:名無しNIPPER[sage]
2015/02/10(火) 11:42:22.96 ID:TdaRpBCbo
朝倉は踊ってくれると思ってたんだがなあ


332:名無しNIPPER[saga]
2015/02/10(火) 19:48:02.84 ID:IA9UpJR+0
そうして一晩じっくり悩みぬいた挙げ句、結局いつの間にか寝てしまった俺は、明確な結論を出せないまま、かといって学校を休むわけにもいかず仕方なく教室へと来ていた。

朝倉に昨日の件について返事を訊かれたらなんと答えればいいのか、なんて心配だけは杞憂に終わったがな。

朝倉は昨日のことなどすっかり忘れてしまったかのように、クラスの女子生徒数名と楽しそうにお喋りをしていた。俺が教室に入ると、ちらりと目線を向けたがそれだけだ。向こうから話しかけてくる気配はない。
以下略



333:名無しNIPPER[saga]
2015/02/10(火) 19:59:23.42 ID:IA9UpJR+0
その懸案事項は封筒の形をして昨日に引き続き俺の下駄箱に入っていた。なんだろう、これが人生に三回は来ると噂のモテ期ってやつだろうか?

しかも今度のブツは一味違うぞ。ノートの切れ端などではなく、少女マンガのオマケみたいな封筒の中にきちんと手紙として入っていた。封を切ると、イラスト入りの便箋が一枚現れる。

そこに書かれた几帳面な文字は、俺の目がどうにかしているのでもない限り、
以下略



334:名無しNIPPER[sage]
2015/02/10(火) 20:07:28.85 ID:WAnxzGXXo
ついに来たか


335:名無しNIPPER[saga]
2015/02/10(火) 20:08:19.68 ID:IA9UpJR+0
昨日の件もあって、俺はこれが朝比奈さん本人が書いたものだとさっぱり(ハァー、さっぱりさっぱりー)疑わなかった。いかにもこんな回りくどいことをしそうな人だし、可愛らしいレターセットにいそいそとペンを走らせている光景はまさしく彼女に似つかわしく思えた。

それに朝比奈さんからなら、この手紙がラブレターではないっていう可能性も十分考えられたしな。大方、人に言い出しにくいことでも抱えていてその相談とか、そんなところだろう。

多分。
以下略



336:名無しNIPPER[saga]
2015/02/10(火) 20:21:04.31 ID:IA9UpJR+0
恐らく用件は長門か古泉絡みと俺はみてるんだがな。あくまで多分だが。ハルヒ……はきっと違うと思う。あいつは朝比奈さんにそんなに迷惑をかけてないはずだ。せいぜい強引にヒッポロ系ニャポーン団に勧誘したぐらいで、それについては朝比奈さんも納得済みのことだ。

やはり一番有り得そうなのが古泉で、怪しげな宗教勧誘でもやり始めてどうにも困っているってところか。

次点が長門でこっちはキタキタ踊りの勧誘だ。
以下略



337:名無しNIPPER[saga]
2015/02/10(火) 20:33:48.72 ID:IA9UpJR+0
なんにしろ行かないわけにはいくまい。

四時限目が終わるや否や俺はさっさと教室から脱出し早歩きで部室へ。三分とかからず着いた。とりあえずノックする。

「あ、はーい」
以下略



338:名無しNIPPER[saga]
2015/02/10(火) 20:45:42.95 ID:IA9UpJR+0
「キョンくん……久しぶり」

朝比奈さんじゃなかった。朝比奈さんにとてもよく似ている。本人じゃないかと錯覚するほど似ているが、でも朝比奈さんではない。

朝比奈さんはこんなに背が高くないし、こんなに大人っぽい顔をしていない。何よりブラウスの布地を突き上げる胸が一日にして三割増しになったりはしない。
以下略



339:名無しNIPPER[saga]
2015/02/10(火) 20:50:10.81 ID:IA9UpJR+0
そんな俺の心情を読み取ったのか、

「あ、信用してないでしょ?」

その秘書スタイルの女の人はいたずらっぽく言うと、
以下略



340:名無しNIPPER[saga]
2015/02/10(火) 21:06:10.24 ID:IA9UpJR+0
「ほら、ここに星形のほくろがあるでしょう? 付けボクロじゃないよ。触ってみる?」

よっしゃ!

心の中でガッツポーズをとり、神に三回ほど感謝の祈りを捧げてから、俺は恐る恐る胸に手を伸ばした。指先で軽く触ると柔らかい感触が伝わって思わず俺の体の一部がヒートアップする。
以下略



341:名無しNIPPER[saga]
2015/02/10(火) 21:24:39.38 ID:IA9UpJR+0
狂乱のセクシーダイナマイツ痴女さんはシャツの前をはだけたまま、熟れたアップル状態の頬をまだ押さえていた。恥じらいがあるとは、AVとかに出てくる紛い物痴女とは違って、本物はやはり一味違うらしい。参考になるなあ。

「もういいです。ものすごく解りやすいと思ってしたことなのに……」

俺の視線に気づいたのか、極上のセクシーダイナマイツ痴女は――長いな、この呼び方――慌てたように外したブラウスのボタンをとめていった。
以下略



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