過去ログ - キタキタオヤジ「北北中学出身、アドバーグ・エルドル」キリッ  キョン「!?」
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335:名無しNIPPER[saga]
2015/02/10(火) 20:08:19.68 ID:IA9UpJR+0
昨日の件もあって、俺はこれが朝比奈さん本人が書いたものだとさっぱり(ハァー、さっぱりさっぱりー)疑わなかった。いかにもこんな回りくどいことをしそうな人だし、可愛らしいレターセットにいそいそとペンを走らせている光景はまさしく彼女に似つかわしく思えた。

それに朝比奈さんからなら、この手紙がラブレターではないっていう可能性も十分考えられたしな。大方、人に言い出しにくいことでも抱えていてその相談とか、そんなところだろう。

多分。
以下略



336:名無しNIPPER[saga]
2015/02/10(火) 20:21:04.31 ID:IA9UpJR+0
恐らく用件は長門か古泉絡みと俺はみてるんだがな。あくまで多分だが。ハルヒ……はきっと違うと思う。あいつは朝比奈さんにそんなに迷惑をかけてないはずだ。せいぜい強引にヒッポロ系ニャポーン団に勧誘したぐらいで、それについては朝比奈さんも納得済みのことだ。

やはり一番有り得そうなのが古泉で、怪しげな宗教勧誘でもやり始めてどうにも困っているってところか。

次点が長門でこっちはキタキタ踊りの勧誘だ。
以下略



337:名無しNIPPER[saga]
2015/02/10(火) 20:33:48.72 ID:IA9UpJR+0
なんにしろ行かないわけにはいくまい。

四時限目が終わるや否や俺はさっさと教室から脱出し早歩きで部室へ。三分とかからず着いた。とりあえずノックする。

「あ、はーい」
以下略



338:名無しNIPPER[saga]
2015/02/10(火) 20:45:42.95 ID:IA9UpJR+0
「キョンくん……久しぶり」

朝比奈さんじゃなかった。朝比奈さんにとてもよく似ている。本人じゃないかと錯覚するほど似ているが、でも朝比奈さんではない。

朝比奈さんはこんなに背が高くないし、こんなに大人っぽい顔をしていない。何よりブラウスの布地を突き上げる胸が一日にして三割増しになったりはしない。
以下略



339:名無しNIPPER[saga]
2015/02/10(火) 20:50:10.81 ID:IA9UpJR+0
そんな俺の心情を読み取ったのか、

「あ、信用してないでしょ?」

その秘書スタイルの女の人はいたずらっぽく言うと、
以下略



340:名無しNIPPER[saga]
2015/02/10(火) 21:06:10.24 ID:IA9UpJR+0
「ほら、ここに星形のほくろがあるでしょう? 付けボクロじゃないよ。触ってみる?」

よっしゃ!

心の中でガッツポーズをとり、神に三回ほど感謝の祈りを捧げてから、俺は恐る恐る胸に手を伸ばした。指先で軽く触ると柔らかい感触が伝わって思わず俺の体の一部がヒートアップする。
以下略



341:名無しNIPPER[saga]
2015/02/10(火) 21:24:39.38 ID:IA9UpJR+0
狂乱のセクシーダイナマイツ痴女さんはシャツの前をはだけたまま、熟れたアップル状態の頬をまだ押さえていた。恥じらいがあるとは、AVとかに出てくる紛い物痴女とは違って、本物はやはり一味違うらしい。参考になるなあ。

「もういいです。ものすごく解りやすいと思ってしたことなのに……」

俺の視線に気づいたのか、極上のセクシーダイナマイツ痴女は――長いな、この呼び方――慌てたように外したブラウスのボタンをとめていった。
以下略



342:名無しNIPPER[saga]
2015/02/10(火) 21:37:47.97 ID:IA9UpJR+0
「だったら信じなくてもいいです。でも、これだけは聞いて下さい。あまり時間もないので手短に言います」

そのグラマーボディレディは急に真面目な顔になり、

「これからあなたが何か困った状態に置かれたときにはこの言葉を思い出して欲しいんです」
以下略



343:名無しNIPPER[saga]
2015/02/10(火) 21:57:09.28 ID:IA9UpJR+0
「じゃあもう行きますね」

結局、何がしたかったんだろう、このボンバー乳見せたガールは。ひょいと身をひねった後で、

「最後にもう一つだけ。わたしの話を真面目に聞いてあげて下さいね。仲良くなりすぎない程度に仲良くしてあげて」
以下略



344:名無しNIPPER[sage]
2015/02/10(火) 22:02:33.15 ID:2pXTzRqXO
わろた


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