過去ログ - キタキタオヤジ「北北中学出身、アドバーグ・エルドル」キリッ  キョン「!?」
1- 20
349:名無しNIPPER[saga]
2015/02/11(水) 00:02:10.43 ID:Ck/XJ2Id0
朝倉は二人きりになると、すぐに切り出してきた。もちろんナイフではなく話題の方だ。って何で俺はそんな説明をしてるんだろうね。

「キョン君。昨日のこと、考えてくれた?」

考えはした。むしろ、今まで生きてきた中で一番頭を使ったかもしれない。

しかしその結論が出ないのだから、これでは考えてないのと結果的に同じである。

俺は答える代わりに朝倉に尋ねた。

「繰り返しになるが、俺にも解るように説明してくれないか。どうして、俺とハルヒが付き合うことを朝倉は望んでいるんだ?」

朝倉は、またそれかあ、といった顔を見せ、冬の木枯らしのような小さな息を吐くと、

「言ってもキョン君は信じないでしょ。だから、それはもういいの。深く考えないで」

言いながらついと近寄り、俺のすぐ目の前まで顔を寄せる。またキスされそうになるんじゃないかと、俺は反射的に体を少し引いたのだが、椅子に座っていたせいで後ろの長机が邪魔して物理的にこれ以上後ろには行けない。

「悪い条件じゃないでしょ? 女の子二人と付き合えるんだから。それに、年頃の有機生命体の雄はエッチなことを望むものみたいだし。言う通りにしてくれれば、わたしはそういったこともさせてあげるよ。キョン君とならあたしも嫌じゃないし。あたしはあまりそういうことに詳しくないけど、これから勉強もするから」

ぐっとくる提案なんだが、しかしだな。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
461Res/269.80 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice