過去ログ - キタキタオヤジ「北北中学出身、アドバーグ・エルドル」キリッ  キョン「!?」
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363:名無しNIPPER[sage]
2015/02/11(水) 12:56:30.18 ID:PEjJV8yLo
ハルヒがまともはないわ
オヤジに邪魔されてるから不憫に見えるだけで強引でワガママなのは変わらん


364:名無しNIPPER[sage]
2015/02/11(水) 13:08:51.98 ID:zSA5WvzUo
周りが厨二病だったり頭おかしかったりで心が擦れてて
寄りどころだった朝倉さんがドン引きするほどのヤンデレ
活動自体はアレだが根っこがまともなハルヒの評価がキョンの中で上がっているような気がする


365:名無しNIPPER[sage]
2015/02/11(水) 20:16:59.30 ID:w/2ORCITO
おやじ抜きでも面白いぞこれ
まあおやじいるともっと面白いが


366:名無しNIPPER[saga]
2015/02/11(水) 20:33:44.48 ID:U3B7Kuij0


ハルヒの姿は廊下にはなかった。


以下略



367:名無しNIPPER[saga]
2015/02/11(水) 20:45:36.38 ID:U3B7Kuij0
「あ、キョンくん」

風邪で休んでいた友達が久しぶりに登校してきた時とそっくりな声だった。

「来るの遅かったですね。わたしも隣のクラスメイトの子と話してて遅くなっちゃったんですけど、でもまだ誰も来てなくって。今日はお休みなのかなって少し心配してたの」
以下略



368:名無しNIPPER[saga]
2015/02/11(水) 21:13:15.88 ID:U3B7Kuij0
廊下を渡り、グラウンドに出て、中庭を通り抜け、校舎内を探し回り、再び校門前に。やっぱりハルヒの姿はどこにも見当たらず、よくよく考えてみれば初めからずっと出入り口のここで待っていれば良かったんじゃないかということに気づいた俺は、汗でじっとりとへばりつくシャツの不愉快さと走り回った疲れから、大きく息を吐いて門へともたれかかった。

なにやってんだ、俺は。

こうして見当違いなところを探し回っている間に、ハルヒはとっくの昔に家に帰ったに違いない。携帯の時刻表示を見ると午後五時ちょい過ぎ。どんなに少なく見積もってもあれから三十分以上は経っているはずで、つまり俺が今やっていることは完全に徒労でしかないわけだ。はっはっは。
以下略



369:名無しNIPPER[saga]
2015/02/11(水) 21:23:39.00 ID:U3B7Kuij0
暗鬱とアンニュイな気分をごちゃ混ぜにした想いを抱えながら帰宅すると、何故か家の前には今は絶対に見たくない奴の顔があった。

どうして住所まで知ってるんだ。長門といい、こいつといい。

「こんにちは」
以下略



370:名無しNIPPER[saga]
2015/02/11(水) 21:42:23.02 ID:U3B7Kuij0
「そう言わずにお話を。どうしても案内したいところがあるんです」

カルト宗教の総本山にか? 冗談じゃない。

「そうではないと知ってもらうためなんです。今日のあなたの行動により、世界はのっぴきならない状態になっています。僕はこの世界にそれなりの愛着を抱いてますから、壊されてまったく別の世界へと作り替えられたくはないんですよ」
以下略



371:名無しNIPPER[saga]
2015/02/11(水) 22:08:35.24 ID:U3B7Kuij0
古泉はごく真面目な顔になって、

「あなたの影響もあってのことでしょうが、涼宮さんは異世界人をこちらの世界に呼んでいます。それはつまり、異世界にも憧れを持っているということです。魔王や勇者がいるようなそんなファンタジー世界にね。これは僕たちからしたらちょっとした脅威ですよ」

だから何だってんだ。どうだっていいだろ。
以下略



372:名無しNIPPER[saga]
2015/02/11(水) 22:27:14.79 ID:U3B7Kuij0
さっさと門をくぐると、俺は玄関のドアをバタンッ!と勢いよく閉めた。腹が立っていた。

外からは古泉の『待って下さい。本当に世界が今、危ないんです。洒落や冗談ではないんですよ』という何やら必死めいた、しかしいかにも嘘臭い台詞が。

どうかしたの? 何かあったの? と誰何する母親に「変質者が騒いでるみたいだ」と適当なことを言って俺は自室へと戻った。枕に顔を埋めるようにしてベッドに横になる。何だか泣きたくなった。頭の中がごちゃごちゃしている。きっと古泉のせいだ。
以下略



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