過去ログ - キタキタオヤジ「北北中学出身、アドバーグ・エルドル」キリッ  キョン「!?」
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401:名無しNIPPER[saga]
2015/02/12(木) 23:43:05.17 ID:edT+5lVG0
しばらくの間、光の巨人はオヤジをフルボッコにし続けたが、殴っても蹴っても踏み潰されてもすぐに起き上がって「にゃんこらしょー!」と踊り出すオヤジに業を煮やしたのだろう。不意に――

こちらを向いた。

俺とハルヒの方を。
以下略



402:名無しNIPPER[saga]
2015/02/12(木) 23:57:27.86 ID:edT+5lVG0
だが現実は非情であり、そして無惨なものだった。やって来たのはなにあろう奇怪なオヤジだけだ。俺たちのすぐ側までやって来て、光の巨人を指差し、

「キョン殿、ハルヒ殿! 巨人がこちらへと向かって来ておりますぞ! お気をつけくだされ!」

お前がこちらへ呼び寄せたようなもんだろう。どの口がそれを言う。
以下略



403:名無しNIPPER[saga]
2015/02/13(金) 00:26:34.53 ID:N5qLgw/M0
「ねえ、キョン。今あたし思ったんだけど、世界が変わるのってすごい魅力的なことだと思わない?」

突然のことだ。瞳を輝かせながらハルヒが訊いてきた。

「きっとあの巨人は今のこの退屈な世界を壊して新しい世界を作ってくれると思うの。ううん、絶対にそう。あたしには解るの! その世界には魔王だとか勇者だとかがいて、不思議なことが盛り沢山で、冒険やロマンスもたっぷりあるわ。みんなで協力して、みんなで襲いかかってくる魔物を倒して、みんなで喜びあって、そしてみんなで感動を分かち合うの! それって素敵なことだと思わない?」
以下略



404:名無しNIPPER[sage]
2015/02/13(金) 00:29:52.78 ID:pJSvfvluo
普段ダメダメなぶん、たまに正論言うとかっこいいから困る


405:名無しNIPPER[saga]
2015/02/13(金) 00:43:27.01 ID:N5qLgw/M0
何も言い返せない悔しさからか、全身を震わせながら唇を強く噛み締め、そしてどこか助けを求めるように俺の方を向くハルヒ。

「…………」

俺は黙ったまま首を振った。
以下略



406:名無しNIPPER[saga]
2015/02/13(金) 00:44:02.06 ID:N5qLgw/M0
今日はここまで


407:名無しNIPPER[sage]
2015/02/13(金) 01:05:16.65 ID:uan1FadAO
妖精村殺人事件 〜腰ミノは見ていた〜
妖精村殺人事件2 〜スネ毛は死の香り〜
は出てこなかったか


408:名無しNIPPER[sage]
2015/02/13(金) 15:15:43.58 ID:xvrLriugO

いよいよクライマックスか・・・って思ってたら裏かかれそう


409:名無しNIPPER[sage]
2015/02/13(金) 18:14:05.69 ID:cdoaVdySO
乙乙
朝倉さん…


410:名無しNIPPER[saga]
2015/02/13(金) 18:36:02.31 ID:5EFHTmM80
光の巨人がまた一歩近付いた。

助けは来ないだろう。

どれだけ待とうともきっと来ない。古泉も長門も朝比奈さんも朝倉も大勢の謎のジジイたちも、自分たちの近くにいる巨人やら猿の相手やらで手一杯だ。今、ゆっくりとこちらに向かってきている化物にまで手が回らない。
以下略



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