過去ログ - キタキタオヤジ「北北中学出身、アドバーグ・エルドル」キリッ  キョン「!?」
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93:名無しNIPPER[sage]
2015/02/01(日) 11:04:13.36 ID:hGTUhCNr0
大分前に読んだっきりだからグルグルの小ネタとかは一切分からくなったけどこのオヤジに対するイラつき加減はどこか原作を思い出す
それを思うと原作の再現は十二分に出来ているってのがよーく分かる


94:名無しNIPPER[sage]
2015/02/01(日) 12:21:10.39 ID:4dMckXGtO
なんで電車のなかで読んだんだろ…
声だして笑っちまった


95:名無しNIPPER[sage]
2015/02/01(日) 15:56:31.64 ID:bmLeDYbMo
>>93
原作のオヤジはまだ会話が通じる人だけど
確かにそうそうこんな感じ、って思える。


96:名無しNIPPER[saga]
2015/02/01(日) 18:27:27.98 ID:rL/wghb00
河川敷。迫り来るオヤジの魔の手からどうにか逃げ切った俺とハルヒは何故かそこを二人で歩いていた。

逃げる時に特に何も考えず、というか考える余裕もなく、ただずっとハルヒの背中を追って走っていたのが原因だろう。明日あたり、女子高生を必死の形相で追いかけ回していた不審者がいたと噂が立っていたらそれは多分俺のことで、警察沙汰にならないかと少し心配している。

その架空の被害者であるハルヒはと言えば、俺のすぐ前を無言のまま歩いていた。その肩がどことなく落ちているのは、多分俺の気のせいじゃないだろうな。
以下略



97:名無しNIPPER[saga]
2015/02/01(日) 18:55:16.09 ID:rL/wghb00
「まあ……なんだ。そんなに気落ちするな」

俺はもう一度ハルヒに声をかけた。無理矢理拉致されただけの俺が実行犯であり首謀者であるハルヒを慰めるというのも妙な話に思えたが、このまま放置しておくのはあまりに不憫に思えたからさ。

ついでに言えば、これを機に宇宙人だのなんだの言い出すのは終わりにして、まともな女子高生になってくれればという思いが全くなかったというわけでもない。
以下略



98:名無しNIPPER[saga]
2015/02/01(日) 19:10:00.98 ID:rL/wghb00
「……どうしてよ」

「?」

俺がやけに滲んでいる夕陽を見上げていたら、不意にポツリとハルヒが呟いた。かなり小さな声だったので俺は全神経を耳に集中させた。
以下略



99:名無しNIPPER[saga]
2015/02/01(日) 19:28:14.40 ID:rL/wghb00
そう言い残してハルヒは去っていった。その後を追おうかとも思ったが、ハルヒの背中が「ついてくんな」と無言で言っているような気がして、結局、追えなかった。

なんて言葉をかけりゃいいのかもわからなかったしな。

一人ぼんやりと夕暮れ時の河川敷で頭をかきながら、誰もいない空間を見つめている俺は結構な間抜けに見えたと思う。自分でもそう思った。
以下略



100:名無しNIPPER[saga]
2015/02/01(日) 19:42:00.66 ID:rL/wghb00
「何してるんだ……?」

つとめて平静な口調でそう尋ねたが、果たして本当に平静だったかと言えば、そうではなかったとこれははっきり断言出来る。この世の中にあのオヤジ以外でキタキタ踊りをダンシングする人間がいるとは夢にも思っていなかった。

俺はベタなことにも自分の頬をつねってみる。痛い。どうやら現実のようだ。じゃあこの方は何をされているんでせう?
以下略



101:名無しNIPPER[saga]
2015/02/01(日) 20:04:58.90 ID:rL/wghb00
俺は抵抗を試みたが、長門はこの小さな体のどこにそんな腕力があるのかと思うぐらいの怪力で俺の手を掴み、完全に拉致状態のまま俺を自宅の門の前から引きずり出してとことこと勝手に歩き出した。

どいつもこいつも何だっていうんだ。俺を拉致するのが流行になっているのか。

それともまさか俺をラグビーボールか何かだと勘違いしてるんじゃなかろうな。俺を敵陣にトライしても間違いなく点数は入らないぞ。
以下略



102:名無しNIPPER[sage]
2015/02/01(日) 20:07:09.28 ID:JteSbWeSO
長門が腰ミノ一丁だったら


103:名無しNIPPER[saga]
2015/02/01(日) 20:20:05.00 ID:rL/wghb00
「どこだ、ここは」

玄関口のロックをテンキーのパスワードで解除している長門に尋ねる。返事はほとんど期待していなかったが、意外なことにも長門は口を開いた。

「わたしの家」
以下略



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