過去ログ - 【艦これ】響「浮かれ合い」 -SS速報VIP

過去ログ - 【艦これ】響「浮かれ合い」

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6: ◆VgLY1HQ3xE[sage]
2015/01/30(金) 00:26:44.86 ID:GA3PR0nco
提督「まあ、今は思う存分雪に浮かれることさ」

響「言われなくとも、思う存分浮かれているよ」

響「そう、私は今とても浮かれているんだ、浮かれすぎて普段では出来ないような言動も出来るくらいに」

以下略

7: ◆VgLY1HQ3xE[sage]
2015/01/30(金) 00:27:43.70 ID:GA3PR0nco
提督「…確かに、普段のお前なら想像がつかないような言動だな」

提督「こんな俺でよければ、喜んで」ｽｯ

響「っ」ﾄﾞｷｯ

以下略

8: ◆VgLY1HQ3xE[sage]
2015/01/30(金) 00:28:52.51 ID:GA3PR0nco
響「だ、だから私は子供なんだって、いってるじゃないか」ﾌｲｯ

提督「こうやって触れてみると、改めて実感してな」

提督「小さい、けど力強い、素敵な手だってさ」

以下略

9: ◆VgLY1HQ3xE[sage]
2015/01/30(金) 00:31:22.53 ID:GA3PR0nco
響「…」

提督「…」

響（私は今、とても浮かれている）

以下略

10: ◆VgLY1HQ3xE[sage saga]
2015/01/30(金) 00:34:17.42 ID:GA3PR0nco
響「…」

提督「…」

響（私は今、とても浮かれている）

以下略

11: ◆VgLY1HQ3xE[sage saga]
2015/01/30(金) 00:37:15.20 ID:GA3PR0nco
響（ああ、この浮かれた心が、繋いだ手を伝って彼に気づかれてしまわないだろうか）

響（この浮かれた心を知られるのは、なぜだかとても恥ずかしく感じる）

響（どうか、この強く、早くなっている私の脈動が、彼に伝わらないで）

12: ◆VgLY1HQ3xE[sage saga]
2015/01/30(金) 00:37:47.32 ID:GA3PR0nco
ﾄﾞｸﾝ

響（…あれ）

提督「うう～しっかし風が冷たい…顔面が凍る…」

以下略

13: ◆VgLY1HQ3xE[sage saga]
2015/01/30(金) 00:39:04.59 ID:GA3PR0nco
提督「手をつないで散歩っていうのも、いいものだな」ﾆｺｯ

響「司令官…もしかして君は、浮かれているのかい？」

提督「ん～…ああ～」

以下略

14: ◆VgLY1HQ3xE[sage saga]
2015/01/30(金) 00:39:37.18 ID:GA3PR0nco
響「…」

響「～～！」ｷﾞｭｰｯ!!

提督「いててて！急に強く握ってどうした！？」

以下略

15: ◆VgLY1HQ3xE[sage saga]
2015/01/30(金) 00:40:26.41 ID:GA3PR0nco
提督「…そうか」ｷﾞｭｯ

響「あ…」

ﾄﾞｸﾝ

以下略

16: ◆VgLY1HQ3xE[sage saga]
2015/01/30(金) 00:42:24.24 ID:GA3PR0nco
二人の脈動が重なり合って、とても大きく、とても強い、心地よい音になる

そうして二人の間で響き合う音は、互いの手を強く握るたびに、さらに強い音に、強い想いになっていく

その強い想いが、私達だけに伝わっていく

以下略

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