過去ログ - 戒斗「IS学園?」一夏「バナナ・スパーキング!」
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73: ◆n.O102o4Y2[saga]
2015/01/31(土) 10:19:07.63 ID:QqN7W4Nco
<太平洋・上空>

 ――箒が、震えていた。

一夏「だ、大丈夫か箒!」

箒「あ、あ、あああああ……ああああああああああああっ!!」

一夏「箒!?」

 ――恐慌状態の箒を嘲笑うように、《斬月・極》は無双セイバーを肩に担ぐ。

凌馬「無理もない。創造主への反逆をしようというのだから、ね」

一夏「お前が箒に何かしたのか!」

凌馬「何か? うーん、そうだねぇ……」

凌馬「まず。箒や束には、私への潜在的な恐怖を刷りこんである。反逆対策という奴だ」

凌馬「そして、その子を捨てたね」

一夏「……!」

凌馬「しょうがないだろう?」

凌馬「その子は《斬月・極》のテストパイロットにするために造ったんだがね。予定が変わって、いらなくなったんだ」

凌馬「いらないものを捨てて何が悪い? 君だって、ゴミは捨てるだろう? 葛葉紘汰じゃあるまいし」

一夏「お、お前……ッ!」

戒斗「待て、一夏!」

 ――戒斗の静止を無視して、一夏は加速する。《零落白夜》を発動した《雪片弐型》は、眩く輝いていた。

凌馬「愚かだねぇ」

 ――《斬月・極》は、一夏の単調な突進を難無く躱す。

 ――そして、ガラ空きの背中に無双セイバーを突き刺した。

 ――絶対防御を、突き破って。


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