52: ◆AEDvhSfJDo
2015/02/14(土) 00:18:07.67 ID:kxXfDKDG0
休憩時間、片隅に一人しゃがみこむ私に、足音が近づく。
凛「真姫ちゃん…その…かよちんは…」
真姫「…気分が悪いから、帰るって言ってたわ」
凛「そっか…」
真姫「そうよ…」
私はどうすれば良いのだろう、またこの力を使ってどうにかする?
いや、無理だろう、今回は私の力でどうにかなる相手ではない。
声が届かないほど心の奥底に沈められた花陽を、どう引っ張り出せばいいと言うのか。
凛「かよちんは…かよちんは、どうしちゃったの?」
真姫「…」
凛「きっと何かの病気だよね…そうに決まってる…」
真姫「…そうね」
凛「真姫ちゃんのお家で、病院で、診てもらえないの?」
真姫「…どうかしらね」
凛「真姫ちゃん……」
私もすっかり、滅入ってしまっていた
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