過去ログ - 真姫「なかよしかよちん」
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54: ◆AEDvhSfJDo
2015/02/14(土) 00:28:42.71 ID:kxXfDKDG0
(助けて…真姫ちゃん!)


真姫「花陽っ!?」


突然大声を出しながら立ち上がった私に、みんなが驚いて視線を向ける。


絵里「ど、どうしたのよ、真姫」

真姫「いや…その…」


思い出す、絵里との会話。


絵里『つまり、真姫を意識した思考なら無条件で読めるんじゃないかってことね』


そこでやっと気が付いた。


真姫 (今のは…テレパシー?)

凛「かよちんが、どうかしたの…?」

真姫 (もし、今のが『元の花陽』なら…)

真姫「エリー、ちょっと急用が出来たから、行ってくるわ」

絵里「…えぇ、行って来なさい」


絵里はなにかを察したように微笑む。

他の面々は、事態が飲み込めずにいるようだった。
しかし説明している場合ではない。
荷物をまとめ、扉を開ける。


真姫「じゃ!」


申し訳程度の挨拶をして、私は屋上を後にした。




穂乃果「…真姫ちゃん…最近なんていうか…フランクになったよね…」

ことり「そ、そうだね〜…」



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