68: ◆AEDvhSfJDo
2015/02/16(月) 00:11:45.79 ID:9QdYmzyK0
花陽「えっとだから…私が思うに、繭ちゃんと私が同じ気持ちになったら入れ替わるんじゃないかな…みたいな」
真姫「うん…ありえるわね」
ぶつかった際に表に出ていたのが繭であれ花陽であれ、肉体を共有しているからどちらとも同じ痛みを感じる。
その時、身体の主導権は『半分ずつ』になるという事だろうか。
そして結果として表に出ていた繭が気絶し、身体を花陽に渡すこととなった。
真姫「理屈は分かったわ、あとはどうやってそれを継続させるかって事ね」
花陽「そうだね…毎回頭ぶつけるわけにもいかないもんね」
今は繭が気絶しているだけ、その場しのぎの状態。
継続して花陽に主導権を渡すには、一体どうすればいいのか。
真姫「うーん…花陽は何かない?」
花陽「…」
真姫「花陽? どうしたのそんな俯い…」
その瞬間、『入れ替わった』ことにやっと気がついた。
花陽が掴みかかってくる、離してなるものかと、襟が引きちぎれるほどに握りつぶす。
咄嗟に上着を脱ぎ捨て、急いで走り出した。
真姫 (あと少し…あと少し気付くのが遅かったら…!)
もう繭からは手加減の様子を感じられなかった。
次私が捕まったら、「諦める」と言うまで加虐の限りを尽くすのだろう。
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