109: ◆XozYxp.J6w[sage saga]
2015/02/27(金) 05:19:04.15 ID:YF0ot2cM0
岡部(……夜神月)
岡部「月よ、鈴羽の携帯を奪ってまで電話をかけるのはあまり褒められたものではないと思うのだが」
月「…あ、申し訳ありません…」
岡部「……まぁいい。それで、何か用か…」
月「はい…えっと…単刀直入に聞きます。貴方がたの中にキラはいませんか?」
岡部「…は?」
岡部(なんだこいつ…ふざけているのか…?キラ自身がキラはいませんかだと…?)
岡部「…なぜ、そのようなことを聞く。説明してもらえるだろうか。」
月「…まず第一に、貴方はキラに対して過敏な反応を見せた。それこそ僕に協力を仰いでまで。」
月「第二に、キラはまるで未来を見据えたかのような行動をしていた。いや、常識の範疇にはいない。」
岡部(自画自賛……)
岡部「……要するに、キラはタイムマシンを持っている。もしくはその近くにいる人間。つまり俺らであると?」
月「そうとっていただいて構いません。僕は信じたくありませんが…」
岡部(白々しい…が、真に迫るこの感覚はなんだ…?)
月「……もちろん、あなた方だけとは限りません。世にはドクター中鉢氏からSERNまでタイムマシン研究家は多くいます。」
岡部「だが、俺がここまで過剰に反応するから…か。なるほどな。はっきり言おう、俺らの中にキラはいない。」
岡部「……俺はそう信じてる。」
月「…そうですか……ですが、くれぐれも気をつけてくださいね。」
岡部(今度は脅迫…)
岡部「ああ…鈴羽に代わってくれるか。」
月「………わかりました」
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