過去ログ - 八幡「気の向くまま過ごしてた二人だから」雪乃「そうね」
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57: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2015/01/31(土) 20:27:36.11 ID:BhSZj49po
雪乃「…………」キィーバタン

八幡「…………」

言い出したのは自分なのに、どうして最後の最後で踏ん切りがつかないのだろう。最後くらいカッコよくはなくても、カッコ悪い姿は見せたくないのに。

雪乃「…………」

雪乃が俺の前に来る。泣きそうになって崩れている顔が見られたくなくて、顔を背けた。

雪乃「……ねぇ、覚えているかしら?」

八幡「?」

雪乃「私とあなたが初めて、ちゃんと会った時のこと」

ちゃんと、と付けたのはその前のことがあるからなのは、すぐにわかった。

八幡「ああ、忘れられるわけがない」

雪乃「そうよね」クスッ

八幡「……あ」

雪乃「どうしたの?」

八幡「いや……」

今の一瞬、俺は雪乃に見惚れていた。

――初めて会った時と同じように。



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