37: ◆TI638OYiZI[sage saga]
2015/02/01(日) 00:34:03.75 ID:BPoS8XS7o
橘「なんだか頭がこんがらがってきたよ」
梅原「……まあよ、いい傾向なんじゃねえか？」
橘「いい傾向？」
38: ◆TI638OYiZI[sage saga]
2015/02/01(日) 00:37:14.02 ID:BPoS8XS7o
【２日目 夜 京都 旅館】
棚町「恵子、ちょっとそこの袋とってー」
梨穂子「でね〜香苗ちゃん。明日のお昼ごはんはね〜――」
39: ◆TI638OYiZI[sage saga]
2015/02/01(日) 00:38:28.80 ID:BPoS8XS7o
〜〜〜〜〜〜
少し前
40: ◆TI638OYiZI[sage saga]
2015/02/01(日) 00:39:58.24 ID:BPoS8XS7o
〜〜〜〜〜〜
橘（そんな訳で薫たちの部屋に連れて来られたんだけど……）
41: ◆TI638OYiZI[sage saga]
2015/02/01(日) 00:41:28.65 ID:BPoS8XS7o
棚町「男同士でなにやってんのよ、気色悪い」
梅原「棚町！ 俺は今猛烈に感動している！ やっぱ持つべきものは女友達だぜ！」
橘「ありがとう薫。夢が叶ったよ」
42: ◆TI638OYiZI[sage saga]
2015/02/01(日) 00:42:14.80 ID:BPoS8XS7o
梅原「それよりもよー」ﾋｿﾋｿ
棚町「うん？」
梅原「よく絢辻さんを誘えたな？ こりゃあファインプレーだぜ、棚町」ﾋｿﾋｿ
43: ◆TI638OYiZI[sage saga]
2015/02/01(日) 00:42:53.63 ID:BPoS8XS7o
梅原「――そういえば棚町。この部屋の他の女子たちはどこ行っちまったんだ？」
棚町「ああ、アンタたちが来るって言ったら逃げて行っちゃったのよ」
梅原「なにー！」
44: ◆TI638OYiZI[sage saga]
2015/02/01(日) 00:43:29.01 ID:BPoS8XS7o
香苗「――あれ、橘君。今桜井のこと呼んだー？」
梨穂子「え？ 純一、なに？」
橘「あ、ううん、なんでもないよ」
45: ◆TI638OYiZI[sage saga]
2015/02/01(日) 00:44:52.83 ID:BPoS8XS7o
橘「……でも梨穂子。これ誰かへのお土産だろ？ 頂いちゃっていいのか？」
梨穂子「うん。これはその……自分用というか……」
橘「じ、自分用って、これ全部一人で食べる気だったのか……？」
46: ◆TI638OYiZI[sage saga]
2015/02/01(日) 00:45:47.53 ID:BPoS8XS7o
棚町「桜井さんの勉強用なのに、私たちも食べちゃっていいの？」
梨穂子「うん。さすがにこれ全部一人では食べきれないし、それに食べた感想を
聞かせてもらえれば、創設祭に茶道部で出すお茶請けの参考にもなるから。
だからどんどん食べて〜」
47: ◆TI638OYiZI[sage saga]
2015/02/01(日) 00:46:25.78 ID:BPoS8XS7o
〜〜〜〜〜〜
橘（あれだけあったお菓子がみるみる減っていくな……恐るべし女子！ しかし……）
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