334: ◆00ZRE1DaEk
2015/02/21(土) 22:17:27.08 ID:qb4+nB3o0
「まったく……」
「ははは……」
浦風が再び執務室に足を踏み入れたのはきっちり5日後だった。
「何人の女をタブらかしたんじゃ……」
たかがデスクワークと侮ってはならない。
「うちが見てただけで15人は出入りしとったんじゃが」
「ほとんどがちょっかいをかけに来た奴等なんだけどな……」
「なるほど、やっぱり邪魔じゃったか」
苦笑いをしながら首の後ろを掻く提督。
本当に彼がどうやってここに配属されたのか理解に苦しむ。
「……まぁ、安心せぇ」
胸を張る浦風。
「うちが秘書艦なら提督さんはもう大丈夫じゃ。他のやつらに任せるわけにはいかん!」
おどけて見せる浦風。
「本当にありがたみがわかったよ……ありがとう、浦風」
「な、なんじゃ?素直じゃね」
内心ニヤニヤが止まらない浦風。それを顔には出さずに眉を寄せる。
これで、彼女の地位は安定したも同然だろう。
「じゃあ、早速デイリー任務を……」
「もうやったんじゃけど」
さらっと答える浦風に提督は驚いた。
「……相変わらず仕事が早いな」
「ついでにウィークリーも一部じゃがの」
思わず立ち上がる提督。
「まだ週明けだぞ?……どうしてだ?」
「 だって、うちが強ければ、みんなを護れるけえね! 」
笑顔で彼女は答えた。
【邪魔者】
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