44: ◆00ZRE1DaEk
2015/02/03(火) 22:08:45.64 ID:Tc1jqLyv0
「提督ーー!」
扉を開けた俺の前に立ちはだかっていたのは千代田だった。
まるで犬の威嚇ようにこちらを睨みながら唸っている。
「なんだ……?」
「千歳お姉を怒らせたわね!」
「そう、それだ」
「……ん?」
俺の態度に拍子抜けしたのだろうか。千代田はきょとんとした目で私を見た。
「……どうかしたんですか?」
「いや、ちょっとな……」
俺は大まかながらことの顛末――と言っても、鳳翔のところでの会話が主だっているが――を話した。
「…………ふーん……」
「千代田。お前にはわかるか?」
俺は今夜のことを千代田に話した。
あれから5分ほどかけて鎮守府に戻ってきたが、いまだに彼女の機嫌が悪くなった理由がわからなかった。
「……提督」
「おう」
「ノロケですか?」
「は?」
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