11:名無しNIPPER[sage]
2015/02/01(日) 22:10:50.71 ID:1U2pP4PzO
櫻子「確かに時間がたてば、思い出は薄れていっちゃうかもしれないけど……どんなに距離が離れてたって、繋がることはできる!
手紙でもなんでも送ればいい、お互いを忘れないようにすることはできるはず!」
『ふん……いくらあなたがそうやって頑張っても、もし相手があなたのことを大切に思っていなかったら、なんの意味もないわよ』
櫻子「う……」
『片方だけが想っていたとしても……もう片方が忘れてしまえば、もう元には戻らない。二人の距離は、もう縮まることはない……』
『そしてその悲しみこそ、私が追い求めるもの……!』ゴゴゴ
櫻子「!?」
『その悲しみの想いが、私の力になる……!!』すっ
女の子が片手をあげると、どこからか薄黒いオーラが現れ、泣いているゆうかちゃんを一瞬で包んだ。
ものすごい轟音と共に竜巻のような強風を巻き上げながら、そのオーラは砂場全体に広がる。
「「きゃああああーーー!!!」」
櫻子「あっ、危ない!!」ばばっ
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