9:名無しNIPPER[sage]
2015/02/01(日) 22:08:46.02 ID:1U2pP4PzO
唐突に後ろから声がかかった。
振り返って見ると、この子たちとそう大差ないくらいの別の女の子が、髪に隠れた目をこちらに向けて立っていた。
櫻子「あ、この子も君たちのお友達なの?」
「えっ? こんな子知らない……」
『家の都合で離ればなれ。どうあがいたって来年からはもう一緒にいることはできない。今まで仲良くしてきた時間はすべて水の泡……』つかつか
櫻子「な、なに……?」きょとん
長髪の女の子がゆっくりとこちらに近づいてくる。
その幼さに見合わない大人のような口ぶりは、明らかに普通の女の子ではないことを感じさせた。
『本当に可哀想……こんなにつらい思いをするくらいなら、もう一緒に遊ばなければいいのに』
櫻子(えっ……)
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