過去ログ - P「ゲームの世界に飛ばされた」FINAL
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355: ◆bjtPFp8neU[saga]
2015/07/15(水) 20:26:15.21 ID:dM7GjD1sO

ジオット「……ルカ。そのような口のきき方、はしたないぞ」

ルカ「もー、いいじゃないですかお父様。今は公務というわけでもないんですし」

ジオット「まったく、世界の危機だというのに……」

ファブール王「まあまあ。良いではないか、ジオット殿」

ファブール王「やはり、若い娘がいると華がある。ワシも娘が欲しかったのう」

ジオット「手がかかりますぞ?」

ファブール王「なあに、息子であれ娘であれ、子供とは手のかかるものじゃよ」

ジオット「ふむ……そうかもしれませんな」



老婆「………む」ピクッ

老婆「そろそろ近いみたいだよ。バカ息子、準備はできてるんだろうね?」

ジオット「抜かりありません、母上。ドワーフ戦車の力を、巨人に見せてやりますよ」

真美「なになに?ひょっとして大砲でドカーン! てカンジ?」

ジオット「ああ。我が戦車は飛空艇にも巨人にも遅れは取らん」

真美「ふーん」

真美(んでも、せっかくの決戦なのに戦車1台だけってのも、なーんかシマらないよねぇ)

真美(だったら……)



真美「じゃあさ、ちょびっとだけ真美に指揮やらせてよ!」

ジオット「戦の指揮をか? ……子供にできるのか?」

真美「もう! 真美は子どもじゃないYo!」プンスカ

老婆「………」

老婆「いいじゃないか。やらせておやりよ」

ジオット「しかし、母上……」

老婆「あんたからは、なんだか面白そうな予感がする」ニヤリ

老婆「あたしら大人には思いつかない、子供ならではの何かをやらかしてくれるかもねぇ」

ジオット「ふむ、母上がそう言うならば」

真美「だから子供じゃないってば〜!」




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