過去ログ - P「ゲームの世界に飛ばされた」FINAL
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411: ◆bjtPFp8neU[saga]
2015/07/29(水) 00:21:31.76 ID:9AKD5aBKO

P「……で、そんな神秘的な民族が、なぜこんな科学的なものを造ったのか、って事か?」

春香「はい。ちょっと不自然だな、って思ったんです」

伊織「……侵略のため、でしょ?」

春香「伊織……?」

伊織「この世界の月……二つあるみたいだけど、見た限りは、私たちの世界の月とあまり変わりはないみたいね」

伊織「つまり、この世界でも、月に無いものが地球にはたくさんあるって事よ」

伊織「月に住んでたら、地球が羨ましくなるのも仕方ないわね」

春香「だから、侵略?」

伊織「こんな物騒なモノを造るんだもの。そう考えるのが妥当だと思うけど」

P「……うん。伊織の言う事にも一理あるな」

千早「やはり、どこの世界でも戦争はつきものなんですね……」

やよい「まものさんたちと仲良くすることはできないんでしょーか?」

P「まあ、難しいだろうなぁ」

美希「やよいの意見が1番理想的だって思うけどー……」

美希「ミキは、デコちゃんに賛成かな」

P「どうしてだ?」

美希「ミキ的には、欲しいモノがあるなら、自分の力で勝ち取るべきだって思うな」

春香「美希、でも……」

美希「あ、別に戦争がいいって言ってるわけじゃないよ?」

美希「でもミキ、思うんだ」

美希「自分が欲しいモノを手に入れるっていう事は、他の誰かがそれを手に入れられないって事だって」

美希「それが大きいモノでも小さいモノでも、本人に自覚があろうと無かろうと、そこにはいつでも競争があるんじゃないかな?」

美希「だから、やり方は賛成できないけど……その、月の人たちが地球をうらやましいって思った気持ちは、ちょっとわかるの」

P「なるほど、美希らしい考えだな」

春香「うーん……」

P「なんだ?春香はまだ納得いかないのか?」

春香「だって、お父さんもミシディアの長老さんも、とっても優しいですし、そんな人たちが侵略なんて恐い事を考えるのかなって」

P「まあ、わからなくもないけど……みんながみんな平和主義ってわけじゃなかったって事だろ?」

P(そもそも、言い方は悪いけど全ての元凶は音無さんなわけだし)

P(……いや、元凶は俺か)




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