過去ログ - P「ゲームの世界に飛ばされた」FINAL
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590: ◆bjtPFp8neU[saga]
2015/10/02(金) 23:19:49.56 ID:HlXMP2ShO
………………

………


貴音「……こうして、わたくしはこの地球に降り立ちました」

P「………」

P「そんな事があったのか……」


P(貴音は俺に、月で経験した事を話してくれた)

P(月には、貴音にとって友と呼べる人物(?)、バハムートがいた事)

P(バハムートと共に音無さんに会いに行った事)

P(自分の力が足りないせいで、バハムートと音無さんの争いを止められなかった事)

P(そして…………バハムートに、未来を託された事)

P(伊織が1番ハードだと思ってたけど、貴音も大変だったんだな……)


貴音「ばはむーと殿は仰っておりました。『クルーヤのやつが造ったのを真似ただけの、駄作だがな』と」

貴音「この言葉は、『くるーや』という方が造った魔導船の方が本家、とも取れます」

P「うん。確かに」

貴音「つまり……」

P「クルーヤが造ったっていう魔導船を探せばいいって事か」

貴音「はい。そういう事になりますね」

P「でも、クルーヤの魔導船は一体どこに……」


P(うーん、何かを思いつきそうなんだけどな)


貴音「本物の在り処については、あなた様が一番ご存知なのでは?」

P「俺が?」

貴音「あなた様は仰いました。わたくしが皆と合流するのは、本来ならばまだまだ先の事だったはずだ、と」

貴音「そうなると、わたくしが仮の魔導船と共に登場する事で、本物の魔導船の存在が忘れられてしまった可能性もあります」

貴音「つまり本物は、あなた様が良く知る場所……げぇむ通りの場所に在る、とわたくしは考えました」

P「なるほど……」

P「貴音の言う通りかもしれない。確かに、ゲーム通りに行くと、巨人と戦う前にミシディアの祈りの館で復活させるはずなんだけど、巨人を倒したっていうのにまだその魔導船の話は出て来てない」

P「すっかり忘れてたよ」



P「ありがとう、貴音。お前のおかげで、これからどうすればいいのかわかった」

貴音「ふふ、お力になれて嬉しゅうございます」ニコッ

貴音「ですが、少々残念です」

P「えっ?」

貴音「用が済んだのであれば、あなた様と2人きりの時間も終わってしまう、という事ですから」

P「あ、いや……」

P「まあ、別に俺はもう少し話しててもいいんだけど」

貴音「では、もう少しお側にいてもよろしいですか?」

P「うん。構わないよ」

貴音「ありがとうございます、あなた様」ニコッ





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