過去ログ - P「ゲームの世界に飛ばされた」FINAL
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◆bjtPFp8neU
[saga]
2015/10/10(土) 11:03:32.97 ID:oCiU3AQPO
シルフ「えっ……?」
伊織「あら? あんた、やよいの下僕の……」
シルフ「ラムウ…おじいちゃん……?」
ラムウ「久しぶりじゃの、シルフ」
やよい「えっ? しるふちゃんとらむさんはおともだちだったんですかー?」
ラムウ「まあ、そんなところじゃ」
シルフ「………」
ラムウ「シルフよ。ヤヨイさんの力になってあげておくれ。お前の風の力は、貴重なんじゃ」
シルフ「………」
伊織(風の力、か……。そういえば私、風の忍術って知らないわね)
ラムウ「ヤヨイさんたちは、月を目指しておる」
ラムウ「この戦いは、新しい世界を迎えるために、必要なものなんじゃ」
シルフ「新しい、世界……?」
ラムウ「うむ」
ラムウ「シルフよ。ワシはずっとお前の事を案じておった。しかし、幻獣王として忙殺されるワシには、お前を探す暇はなかった」
シルフ「………」
伊織(……そういえば、真が言ってたっけ。確かこの子は、幻獣界で暮らしてたけど、幻獣たちが人間と交流を持つようになってから、居場所がなくなったって)
伊織(………)
ラムウ「あの頃の罪滅ぼしというわけではないが、全てが終わったら、ワシらはまたお前と暮らしたいと思っておる」
ラムウ「お前さえ良ければ、じゃが」
シルフ「おじいちゃん……」
ラムウ「戦いを終わらせるためにも、どうかヤヨイさんの力になってあげておくれ」
シルフ「………」
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