過去ログ - 【艦これ】ハイパーズ と こたつ。
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28: ◆kPyR1z3GKUNr[saga]
2015/02/05(木) 23:50:55.40 ID:H1a5YMOAO
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北上「ごちそうさまー。あー美味しかった♪」
提督「やっぱり、冬は鍋と、シメのうどんだよなー」
大井「お正月の残りのおもちを入れたのも良かったですねー」
とある鎮守府。
提督の執務室の奥には、提督と身の回りの世話をする者が暮らすための居住スペースが設けられている。
その中でもリビング的に使われている大きな部屋。
今そこには、部屋の床面積の約半分を占めるほどの大きなこたつが鎮座していた。
北上「そういや提督、もうすぐバレンタインだよねー。あたしたちとのケッコンカッコカリ記念日」
大井「ちゃんと覚えてくれてます?」
提督「当然だろ。お前らこそ、その日はちゃんと予定空けとけよ」
北上「もちろん。球磨姉と木曾っちに当直とか出撃の当番替わってもらったし」
大井「提督こそ、大丈夫なんですか?仮にも提督の立場にある人が、私たちとのデートのためにまるまるひと晩鎮守府を空けるなんて……」
提督「旅行とかは流石に無理だが、いざという時すぐに戻れる最寄りの町までなら大丈夫。一年前と違って、戦力も資材も充分揃えてあるしな」
三人にとっての初めてのケッコンカッコカリ記念日。
その夜は、三人だけでの外出時間を確保できるよう、以前から根回しを済ませてある。
提督「事務系の仕事は大淀に、敵襲とか戦闘面に関しては長門に秘書官代理を委ねることになるな」
大井「その辺りは問題ないでしょうけど、提督がいない間に、羽目を外して問題を起こす人がいないかが心配です。……どこぞの夜戦バカとか、酔っ払い軽空母とか」
北上「駆逐艦のチビどもも、提督がいないとなるとギンパイやらイタズラやらに精を出しそうだしねー」
イタズラという訳ではないが、過去に提督が出張に出た際には、「提督が帰ってきた時に手作り料理を用意して驚かせよう!」と企んだ某駆逐隊の手によって、駆逐寮でのボヤ騒ぎが起こったりしている。
提督「大丈夫だ。実務を担当するのはさっきの二人だが、その上に、みんなが絶対に逆らえない提督代理を置いた」
大井「大和さんとか武蔵さんですか?」
提督「んにゃ、間宮さん」
北上「あー、そりゃ、確かに逆らえないわ」
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