過去ログ - 京太郎「ゆうきの一歩」
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21: ◆FYW.3i5lks[saga]
2015/02/02(月) 23:26:16.67 ID:tCk3smzK0

和「あうぅ……」

のどちゃんは再び顔を真っ赤にして机に突っ伏している……今のはさすがに私も恥ずかしかった。 回りのクラスは授業中だろうし、下手したら近くの教室には聞こえていたんじゃないだろうか

私は、ちょっと暴走してしまったとしても、こういう風に真っ直ぐに友情を伝えてきてくれるのどちゃんのことが大好きだし、やっぱり一番の友達だと思ってる

のどちゃんに、咲ちゃん、染谷先輩と竹井先輩……それに、京太郎

みんな、私にとって大切な人たちで……

そして、京太郎は私にとってちょっと特別な男の子だ

だけど、私は今すぐに京太郎と特別な関係になりたいとは思っていない

きっと、先に男女を意識したのは京太郎だ

もしかしたら、京太郎も私のことを……少しは、特別に思っていてくれるのかもしれない

それでも、あの頃を境に京太郎はよく口にするようになった……自分達は、『友達』『親友』だって

普通、照れくさいしわざわざそんなことは口にしない……私はのどちゃんや咲ちゃんにわりと言ってる気もするけど

京太郎はきっと、そういう……特別な関係を望んではいないのだろう

今まで通りに……互いに大切な友達として尊重しあって、話して、遊んで……そうやって一緒にいられる方がいいんだ

私だって、現状に満足している……麻雀部のみんなと一緒で毎日が楽しい

……それに、京太郎は恋人を作る気はないのだろう。 特に仲のいい女子と言うと私や咲ちゃんのはずだから……そういう心配も要らないはずだ

だから、当分私の一番はのどちゃんのままで……もしそれが変わるとしたら……

私らしくないかもしれないけど、その時は、京太郎から……




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