過去ログ - 京太郎「ゆうきの一歩」
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34: ◆FYW.3i5lks[saga]
2015/02/10(火) 00:05:06.30 ID:e1/ycGZr0

――――――

下駄箱で靴を履き替え、優希と合流予定の校門に向かう

……授業は結局ほとんど頭に入らなかった。 嫁田も咲も余計なことばっかり……やっぱり話さない方がよかったか? 優希のことばかり考えてしまう自分が、やっぱりらしくない気がしてモヤモヤする

京太郎「……ん? あれは……」

校門の前には既に優希の姿が見える……自習だったらしいしホームルームも終わるのが早かったのだろう

一緒にいるのは……染谷先輩か

まこ「おお、京太郎……お疲れさん。 誕生日おめでとう」

京太郎「こんちわっす! ありがとうございます……今日もあとで顔出しますんで」

まこ「ふふ、ゆっくりデートしてきて構わんぞ? テスト前じゃけえ、息抜きも大事じゃからのう」

京太郎「麻雀も十分息抜きになりますから……優希は電話っすか?」

まこ「部長……じゃない、久から電話来たんでな、今優希が話しとるんじゃ」

優希「お、来たか京太郎! ほれ、竹井先輩だじょ!」

京太郎「うぉ!? 投げんなよ、染谷先輩のだろこれ!? ……もしもし? お疲れさまです」

久『はぁい須賀くん、誕生日おめでとう! 私が入試で苦しんでるっていうのにこれから優希とデートらしいじゃない?』

京太郎「え、いやその……す、すみません……」

久『いや冗談だからそんな気にしないでよ……』

京太郎「……つか、大丈夫なんですか? 電話してる暇があるならノートや参考書見直した方が……」

久『私を誰だと思ってるの? これくらい余裕よ余裕』

京太郎「そうは言っても万が一ってことも……」

久『……チェンジ』

京太郎「はい?」

久『チェンジ! 不安を煽るような言葉は要りません!』

京太郎「えぇ……染谷先輩、お願いします」

染谷先輩がやれやれと苦笑しながら電話を受けとる




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