過去ログ - 京太郎「ゆうきの一歩」
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39: ◆FYW.3i5lks[saga]
2015/02/10(火) 00:08:22.15 ID:e1/ycGZr0

タコスか……まあ、想像の範疇というか……わかりやすいやつだな

タコスなら、俺だって……

優希「というか、京太郎はデリカシーが無さすぎだ! レディーにそういうことは聞くもんじゃないじぇ?」

京太郎「……だーれがレディーだよ、ちんちくりんのくせして」

自転車を押しながら少し先を歩く優希の頭をくしゃくしゃと撫でる

……優希はレディーなんて柄でもないだろ。 それに、大切な友達だからこそ……女だからとか、そうやって変な壁を作りたくない

優希「あ、こら! 髪は女の命だじょ? あまり気安く触れるもんじゃないじぇ! これでもそこそこ気を遣ってるんだぞ!?」

京太郎「はいはい、ごめんごめん」

……これは俺が悪いのかな、やっぱり。 俺が優希を女の子扱いしたくないとしても、優希は実際女の子なわけだし……

そこに気づいたからには、今後はそこら辺の距離感に注意してあまり女の子扱いしないように気を付けながらちゃんと女の子として対応しなきゃ……なに言ってんのかわかんねぇな、これ

優希「京太郎?」

京太郎「……ん?」

優希「どこまで行くんだ? 通りすぎるぞ?」

……気がつけば目的のタコス屋である

どうも考え事を始めるとすぐに回りが見えなくなるところがある……これは悪い癖だよな。 なんとかしねぇと

京太郎「……わり、考え事してた」

優希「なんか難しいことか?」

京太郎「いや、タコスどうしようかなーって」

優希「そいつは重要だな……タコスひとつが今日の戦績を左右する! 質、量、共に大事だじぇ!」

京太郎「麻雀の成績がそこまでタコスに左右されんのはお前ぐらいだっつの」




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