43: ◆FYW.3i5lks[saga]
2015/02/10(火) 00:10:40.59 ID:e1/ycGZr0
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京太郎「……で? どうしたんだ?」
優希「あ、その……そろそろ春期選抜も始まるだろ? 試験期間抜けたら大会に向けて調整もしていかないと……」
今日は、なんだか変だ。 私も、京太郎も
私が変な理由はわかってる。 これで案外落ち着いてる方だと自分では思ってるぐらいだ
言葉には、やっぱり力があると思う。 のどちゃんに京太郎が好きだって話して……そのせいで、なんだか余計に意識しちゃうというか……
だいたい京太郎も京太郎でもっと発言には気を付けてほしいというか、なんだこいつ。 友達友達言うなら、あまりこっちを意識してるような素振りを見せないでほしい。 ちょっと、期待しちゃうだろ
京太郎「ああ……俺、秋の選抜もダメだったからなあ……今度こそは、みんなと一緒にいい結果出したいな」
優希「そう簡単に結果なんて出るもんじゃないじょ。 努力した先についてくるもんだじぇ」
京太郎「わかってるって。 麻雀はじめて一年も経ってないし、みんなと同じだけの結果をポンポン出せたら天才だよ」
優希「秋の選抜で出てきた東海王者なんかは麻雀はじめて五ヶ月だったらしいけどなー」
京太郎「マジかよ……やっぱ上のやつらは違うな……」
優希「ま、あんまり上を見ても仕方ないじぇ。 高校生活は三年間あるし、インハイもあと二回あるじょ」
京太郎「そうだな……やっぱり、俺も選手としてみんなと東京行きたいし」
優希「私も、みんなもそう思ってるじょ。お前が頑張ってるのはみんなも知ってるからな! 最近はRoof-topに来てるおっちゃんたちには戦績いいじゃないか」
京太郎「みんなには勝てないんだけどな……さすがに男子の地区予選でみんなレベルのやつはそうそう出てこないだろうし、勝って自信つけたいんだけど」
優希「あんまり調子に乗るなよ? 全国トップチームのエースである私がそう簡単に負けるわけにはいかないじぇ! だいたい私たちに簡単に勝てるようになったら県予選なんて余裕だじょ」
京太郎「だよなー」
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