48: ◆FYW.3i5lks[saga]
2015/02/10(火) 00:13:45.85 ID:e1/ycGZr0
行き同様に自転車を押しながら、京太郎とRoof-topに向かう
……今日はどうもいろいろ考えすぎちゃうというか……京太郎に変に思われてないかな?
でも一応? デートなわけだし? ちょっとぐらい緊張しちゃっても仕方ないよな?
いつも通り、普通でいられないから……だからこそ恋なんだろう
入学当初はだらしないアホ面に見えた京太郎の横顔も、ちょっぴり凛々しく見えるんだから不思議なものだ
京太郎「練習と言えば、染谷先輩が冬休みに合宿所押さえたって言ってたろ? 試験の方は大丈夫か? 追試になると……」
優希「う……のどちゃんにも言われたじょ……まあ、今日ものどちゃんに勉強見てもらったしなんとかするじぇ……というか、そういうお前は大丈夫なのか!? どーせ勉強だってろくにしてないだろ?」
京太郎「そりゃ、まだなんにもしてないけど……俺は一夜漬けすれば赤点とらない程度の学力はあるの!
優希「それはそれで自慢気に言うことじゃないじょ!」
京太郎「……それにしても、俺は夏の合宿には参加できなかったからな。 楽しみだぜ!」
優希「誤魔化したつもりか……? まあ、夏は他校も一緒だったから仕方ないじょ。 今回は京太郎をしっかり鍛えてやるからな!」
京太郎「よろしくな! お前も算数ドリル卒業しなきゃな」
優希「……インハイ以降頑張ったし、点数移動の計算ぐらいできるじょ……?」
京太郎「なんでちょっと自信ないんだよ」
優希「……せっかくのデートなんだからもっと楽しい話しようじぇ」
京太郎「デ、デートじゃねぇし!」
優希「……?」
やっぱり、今日はちょっと変だ。 誘ったときはそうでもなかったけど……嫁田辺りにでもなんか言われたのか?
京太郎も、こっちを多少意識してるような気がする
……なんか、ドキドキしてくるな
もしかして、その、行けちゃったりするんだろうか
……そんなに急ぐつもりはなかったけど、やっぱり好きなものは好きだ。 ちょっと欲も出てくる
……それでも、ここは告白とかするタイミングじゃない。 これでも女の子としてやっぱりロマンチックな雰囲気とか、そういうのに憧れもあるわけで
とりあえず、できるだけいつも通りに、違和感がないように……ちょっと、探りをいれてみる
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