過去ログ - 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」巴「その5ね」【永水】
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43: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2015/02/05(木) 22:27:36.79 ID:FzBjTfCWo

京太郎「(…だけど、俺にはそれがただの正しいかそうでないかの判断がつかない)」

京太郎「(でも…今、それを判断出来る当事者が丁度、俺の目の前に居て…)」

京太郎「(そして部屋にこうして二人っきりなんだから…)」

京太郎「…霞さん」

霞「あら、どうしたの?」

意を決して口を開いた俺に霞さんは意外そうな顔で首を傾げた。
それはきっと俺の表情がとても真剣なものだったからなのだろう。
実際、俺がこれから放とうとしている言葉は大きく霞さんに踏み込んだものだ。
正直、聞いて良いのか迷う気持ちは俺の中にもある。

京太郎「(…でも、霞さんは…踏み込んで良いんだって…言ってくれた)」

京太郎「(…甘えて良いんだって…一歩引いた状態だった俺にそう言ってくれたんだ)」

京太郎「(だから、きっと…思いっきりアクセルを踏み込むような俺の質問にも…霞さんは嫌な顔をしない)」

京太郎「(そう…信じる事が出来るから)」

それに俺はアレからずっとモヤモヤしてた。
小蒔さんと霞さんが仲良くしている姿を見る度に…ずっと言いがたいもどかしさが胸の中に浮かび上がっては消えていく。
それは決して大きいものではないけれど、それでも愉快な心地であるはずがない。
小蒔さんと霞さんはとても仲が良く、一緒にいる光景を見るのが多いのもあって…正直、このモヤモヤを放置してはいられなかった。


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