過去ログ - イリヤ「切嗣に会いに日本に行ってから10年経った」
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8: ◆/5mzbmBbN2[saga]
2015/02/03(火) 15:13:14.06 ID:fm5m7Nsp0
イリヤ「士郎、起きて!」

士郎「……おはよう、イリヤ。今日も朝早いんだな」

イリヤ「もう、また土蔵で寝てるんだから。桜とセラがご飯作ってくれてるから早く顔洗って来なさい」

士郎「っと、わかったわかった」



俺は衛宮士郎。10年前に大火災で家族と記憶を失った所を爺さんに引き取られて養子になった。

爺さんは5年前に亡くなってしまったけど、義妹のイリヤがいるし、セラとリズも家の手伝いをしてくれてるから一人じゃない。

ついでに、藤村先生も神出鬼没だけど……


土蔵で寝ていたのは、魔術の鍛錬をしていてそのまま寝てしまったからだ。

こんな事がしょっちゅうあって、イリヤもほとんど呆れている状態だ。




士郎「おはよう皆」ガラッ

桜「おはようございます、先輩!」

セラ「また土蔵で寝ていたのですか。風邪をひいたらどうするつもりですか」

士郎「ごめん」

セラ「だいたいあなたは何時もリズ「セラ、うるさい。ご飯冷めちゃう」

セラ「……ごほん」

イリヤ「いいから食べましょう?食事の時位美味しく楽しくしなきゃ」

士郎「そうだな。いただきます」

「「「いただきます」」」

桜「そういえば姉さんが言っていたんですけど、近い内に先生が帰って来るそうですよ」

士郎「先生が日本に?5年ぶりじゃないか!」

イリヤ「あれ、士郎は手紙……見てないんだっけ」

桜「詳しい事情は話せないけど、大事な用事がある……らしいです。来日のついでに、私達の修行の成果も見てくれるそうですよ」

士郎「そっか。俺は中々成長出来てないけど、3人ともすごく成長してるからきっと驚くと思うぞ」

イリヤ「士郎も十分成長してるわよ。投影魔術なんていう変わった魔術だから比べる対象が近くにいないだけで」

士郎「そうだったらいいんだけどな。未だに武器関係しか投影出来ないのも不便だろ?」

イリヤ「そこは向き不向きの問題だからしょうがないわ」

桜「そうですよ先輩、先輩の魔術は他の人にないオンリーワンの才能なんです、誇っていい位です!」

士郎「そうだな、うん。……よし、学校が終わったらまた練習してみよう」

イリヤ「また夜ふかししたらだめよ?」

士郎「分かってる。ってもうこんな時間か」

桜「早くしないと遅刻してしまいますね。行きましょう」

イリヤ「あ、待ってよー!」

セラ「忘れ物はしないでくださいね」

リズ「……」モグモグ


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