過去ログ - 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 22】
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910: ◆3ZxXgUosIQ[saga]
2015/02/08(日) 00:52:47.71 ID:bmvqMQvJ0

 ――オマケ・陰の努力――

 ――合宿前日

幸晴「で…足をこっちに持ってきて、わんつーすりーふぉー…ターンで、ポーズっ」ヨロッ

幸晴「…難しい…」

武藤「ゆっきー、何してんの?」

幸晴「ちょっと、ダンスの練習を」

武藤「ダンス? 何で、何で? あ、さては明日からの休みと関係がありあり?」

幸晴「はい。部活で…ちょっと」

武藤「へえー…。ゆっきー、運動神経いいもんね」

幸晴「機関の人は大体、すごいじゃないですか。特に内勤だけじゃない人とかは」

手島「重心がぶれてるよ」カタカタ

幸晴「えっ?」

手島「ターンの時に、重心がぶれてるからキメのポーズが決まらないんだよ」

武藤「出た、手島課長のお得意、見ただけで何となくダメなところが分かるちゃちなようで、有用な明察の異能!」

手島「武藤は仕事。幸晴くんは待機中だから何しててもいいけど、お前はデスクワークがあるだろう?」

武藤「はあい…」

幸晴「…手島さん、僕のダンス、見てもらえません? ちょっと、しくじれないんで…」

手島「…仕事の片手間ならいいけれど」

幸晴「それで大丈夫です。気になったところとか、ダメなところが目についたら、教えてください」

手島「分かった。――あ、武藤、昼にやっておいてって言った報告書、やり直しだから。僕の退勤までにやるように」

武藤「ひぃぃ…」

幸晴「…」クルッ

幸晴「…」トントントンッ

幸晴「…」タッ

幸晴「…」バッ ←手島を見た

手島「…」カタカタ ←仕事中

幸晴(あ、ほんとにあんま見てくれてない…。まあでも…いいか…。やってよう…)

幸晴(それにしても、合宿か…。ボルトに最近、かまってあげられなかったし…遊んであげられる時は遊んであげよっと)

幸晴(あとは、どういうトレーニング・メニューを課すのかとか…考えておかないと)

幸晴(ただ闇雲にやるんじゃ、体が壊れちゃうだろうし…。それに女の子だから、僕と同じメニューはまずムリだろうし…)

幸晴(どれくらいまでやればいいんだろう…。そもそも、メンツ的にちゃんとやるのが少ないから…やる気を出させる方法を考えておくべき?)

幸晴「…」ピタッ

幸晴「………むふっ」

手島「止まったよ」

幸晴「あ、はいっ…て、見ててくれたんですか…?」

手島「割と。あと…良からぬこと考えなかった?」

幸晴「っ…そ、そそそんなことはっ…」


 マジメな幸晴はその日、退勤時間までひたすらダンスの練習をしながら、色々と考えていました。
 たまには平和な某市の異能犯罪対策課でしたとさ。




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