過去ログ - 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 22】
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919: ◆3ZxXgUosIQ[saga]
2015/02/08(日) 02:10:20.13 ID:bmvqMQvJ0

 ――オマケ・大大大ヒット御礼企画――

明「どうするんですか?」

律「うーん…どうしましょう…」

明「『大乱闘! グラスプバトラーズ!』――日本国内のみならず、世界中で大ヒットをして、機関も認定してしまって…」

明「唯一、市販品でデザインを変えなかった律は、外を出歩けばグラバトファンにゲームのまんまだと握手まで求められて…」

明「若年層には会社の社長より、実在しているゲームキャラっていう印象で有名になりつつありますよ」

明「社内のゲーム部門も、グラバトだけで人員の半分を割いて様々なPRを打ち出して…」

明「ハイクオリティーのゲームを、誰でも楽しく、爽快に――という裏で、求め始めれば戦術、キャラ同士の相性、ステージの環境要素…」

明「様々なことを細かく分析をして、世界一のプレーヤー決定戦まで開かれてしまったほど…。その興行収入もかなりのもの」

明「この世界的・ゲーム史的にも超巨大タイトルになってしまったグラバトの、大ヒット御礼企画だなんて」

律「会議中…ちょっとうたた寝をして、思わず…うんって…」

明「…だから夜更かしはほどほどにって言ってたんですよ。いつかこうなるんじゃないかと思って…」

明「普段なら社内コンペでも開くようなものを、社員に求められるまま社長企画だなんて…。あなたは作る専門なのに」

律「うぅ…ごめんなさい…」

明「…結果さえ良ければ文句言いませんし、まだ謝らなくてもけっこうなんですがね」

律「うぐっ…」

明「…どうします?」

律「…どうすればいいですか…?」

明「…はぁ…。では…人気投票とか言うのはどうです?」

律「おおっ! 人気投票!? それでそれでっ!?」

明「ゲーム端末から投票をしてもらって、投票したキャラクターが1位になったら無料でDLCをプレゼント、とか」

律「さすが明! 大好きですっ!」ガバッ

明「まったくもう…でも、そのDLCの中身は律が考えるんですよ? 投票の用意を進めておきますから」

律「それじゃあ…いっそ、原案デザインで登場とか…?」

明「思い切りましたね?」

律「大体は知り合いですし、中にはゲームに出してほしい一心で直接、SASABEに詳細なプロフィールとか送りつけてくれた猛者もいましたし」

律「いっそ、そのDLC配信と同時にイベントでも企画して、リアル・グラバトとか! プロレスみたいな感じで盛り上がったりするです!」

明「口調、昔のに戻ってますよ」

律「おっとつい…矯正したのに…。すでに亡くなってるキャラのモデルになったグラスパーさんは呼べないけど、盛り上がるはずです」

明「盛り上がりはするでしょうけれど…もしも、ブラック・ライトとか出てきたらどうするんです?」

律「…そ、その時は…その時っていうことで…」

明「そうなったら、わたしは完璧にノータッチでやりますから。わたしが選ばれても、絶対出ませんし」

律「でも、ゲームを通じてグラスパーの地位向上となれば、機関も協力をしてくれるはずです!」

律「スポンサーになってもらえるように独楽ちゃんに連絡はお願いします。で、早く投票の準備を!」

律「投票で1位と2位になったグラスパーをどうにか呼んで、存命じゃなかったら繰り上げて呼んで、ガチじゃないバトルです!」

律「むふふ…僕と明だったらどうしましょう…。ケラウノス使うわけにはいかないし…」

明「いえ、普通に瞬殺しますけど。だって、律はリアルでもキャラでも、最弱でしょう?」

律「」

 かくして、グラバト・大ヒット御礼記念イベント『リアル・グラスプ・バトラーズ』が始動したそうです。――つづく(かも?)




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