140: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/02/13(金) 12:59:44.72 ID:JTfmVLff0
狛枝「うん、確かにそうみたいだね。君は実際に選ばれて、ここにいる。だからこそ……西園寺さん、君が大事になってくる気がしたんだよ」
西園寺「……??」
狛枝が何を言いたいのかは、よく分かんなかった。まあとりあえず、わたしのすごさに気付いたって事でいいんだよ……ね?
141: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/02/13(金) 13:00:15.67 ID:JTfmVLff0
―サイオンジノコテージ―
キーンコーンカーンコーン……
……また、今日が終わる。
142: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/02/13(金) 13:00:48.70 ID:JTfmVLff0
5日目
キーンコーンカーンコーン……
……大きくため息をつく。
143: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/02/13(金) 13:01:17.55 ID:JTfmVLff0
―スナハマ―
朝食までまだ時間がある。わたしが早起きしちゃうなんて、結構珍しいことだ。
その砂浜で、わたしが見た光景は……。
144: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/02/13(金) 13:01:53.04 ID:JTfmVLff0
弐大「……ダメじゃあ!! 最初からやり直せ!」
終里「えぇ!? ふざけんなよ! 基礎練なんて面倒くせぇもの、誰がもう一度でもやるかってんだ!」
弐大「バカモーン!!」
145: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/02/13(金) 13:03:29.74 ID:JTfmVLff0
弐大「応ッ、西園寺か。大丈夫じゃあ。あいつはあの程度のことで死ぬような奴ではないワイ」
終里「ちっきしょー……なんで勝てねぇんだよ……」
弐大「ワシを超えたければ、ワシについてこいと言ったはずじゃ……なのになぜお前さんは、こうも基礎を拒むのじゃあ!! 基礎がないものは、いつまでも上達せんぞ!!」
146: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/02/13(金) 13:04:19.71 ID:JTfmVLff0
弐大「関係大アリじゃあ……仲間なんだからのう」
西園寺「わたしのやってる日本舞踊でも、基本ができなきゃ意味がない。足の動かし方、手の筋肉の使い方……全部全部1日に数十回、数百回って重ねていって、やっとできるものだから……終里が伸びないのは、いつまでも基礎をしないからだよ」
終里「……くっ……悪かったよ、おっさん。アンタの言うとおりなのかもしれねぇな……」
147: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/02/13(金) 13:05:31.94 ID:JTfmVLff0
―レストラン 2F―
それからしばらくして、朝食の時間になると、いつものみんなが揃っていた。ただ、花村たちは探索に行ってくれてる。
十神「今日も探索組には探索に行ってもらうか……さて、花村ほどではないが、よういされた飯を食うとするか……」
148: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/02/13(金) 13:06:22.07 ID:JTfmVLff0
小泉「こら弐大、日寄子ちゃん怖がってるじゃない……やめたげなよ」
弐大「無ッ、そうか。コイツはすまんかったのう!」
西園寺「いや、別に……」
149: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/02/13(金) 13:07:30.08 ID:JTfmVLff0
左右田「おまっ……久しぶりに見たと思ったら、急にそんな事言いやがって……」
九頭龍「あ? まだ生きてたのか? とっくに死んだかと思ってたけどよォ……案外しぶといんだな」
……何アイツ。本当黙ってくれないかな。せっかく気分良かったのに、おいしくなくなっちゃうじゃん。
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