過去ログ - ぴよロンパ
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145: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/02/13(金) 13:03:29.74 ID:JTfmVLff0
弐大「応ッ、西園寺か。大丈夫じゃあ。あいつはあの程度のことで死ぬような奴ではないワイ」

終里「ちっきしょー……なんで勝てねぇんだよ……」

弐大「ワシを超えたければ、ワシについてこいと言ったはずじゃ……なのになぜお前さんは、こうも基礎を拒むのじゃあ!! 基礎がないものは、いつまでも上達せんぞ!!」
以下略



146: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/02/13(金) 13:04:19.71 ID:JTfmVLff0
弐大「関係大アリじゃあ……仲間なんだからのう」

西園寺「わたしのやってる日本舞踊でも、基本ができなきゃ意味がない。足の動かし方、手の筋肉の使い方……全部全部1日に数十回、数百回って重ねていって、やっとできるものだから……終里が伸びないのは、いつまでも基礎をしないからだよ」

終里「……くっ……悪かったよ、おっさん。アンタの言うとおりなのかもしれねぇな……」
以下略



147: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/02/13(金) 13:05:31.94 ID:JTfmVLff0
―レストラン 2F―

それからしばらくして、朝食の時間になると、いつものみんなが揃っていた。ただ、花村たちは探索に行ってくれてる。

十神「今日も探索組には探索に行ってもらうか……さて、花村ほどではないが、よういされた飯を食うとするか……」
以下略



148: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/02/13(金) 13:06:22.07 ID:JTfmVLff0
小泉「こら弐大、日寄子ちゃん怖がってるじゃない……やめたげなよ」

弐大「無ッ、そうか。コイツはすまんかったのう!」

西園寺「いや、別に……」
以下略



149: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/02/13(金) 13:07:30.08 ID:JTfmVLff0
左右田「おまっ……久しぶりに見たと思ったら、急にそんな事言いやがって……」

九頭龍「あ? まだ生きてたのか? とっくに死んだかと思ってたけどよォ……案外しぶといんだな」

……何アイツ。本当黙ってくれないかな。せっかく気分良かったのに、おいしくなくなっちゃうじゃん。
以下略



150: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/02/13(金) 13:08:03.54 ID:JTfmVLff0
罪木「そ、そんなことは……ないですね……食事はすべての人間がとらなきゃいけない物なので……」

弐大「ロボットでもバッテリーを食って生きているしのう」

九頭龍「それにしても、よくまあお前ら、ここまで仲良しが持つなぁ……」
以下略



151: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/02/13(金) 13:08:32.21 ID:JTfmVLff0
九頭龍「俺は俺の生き方を貫く……殺せって言われたら殺す、それだけだ……学級裁判だかなんだか知らねぇが、そんなの俺には関係ねぇ……俺は殺れるぜ?」

そこまで聞いて……わたしの中で何かがはじけた。手元にあったさくらんぼの種を……九頭龍に向かって投げた。

九頭龍「……!? な、何すんだよ……!?」
以下略



152: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/02/13(金) 13:09:22.92 ID:JTfmVLff0
わたしは知ってる。アレは……恐怖。何だよ、コイツもただビビってるだけじゃん。そう思いながら、避ける気も起きずに目を閉じる……。

九頭龍「ぶっ飛ばしてやる!! オラァ!!」

……しかし、わたしに対して拳が飛んでくることは無かった。……代わりに、目をゆっくりと開くと……。
以下略



153: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/02/13(金) 13:09:50.10 ID:JTfmVLff0
西園寺「……ふんっ、この場で説教とか、何からしくないよ?」

弐大「ガッハッハッハ! らしくない、か。5日でわしのらしさを見つけてくるとは、お前さんやるのう。ええ筋しちょるわい……」

九頭龍「ど、どけよおっさん!!」
以下略



154: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/02/13(金) 13:10:24.17 ID:JTfmVLff0
西園寺「ぷー、くすくす。滑稽滑稽。尻尾巻いて逃げるってのは、まさにこのことだよねぇ」

小泉「…………」

西園寺「あ、小泉おねぇ。おねぇも楽しかった? 見た? 九頭龍のあの……」
以下略



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