184: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/02/19(木) 01:18:34.37 ID:6sHOh3TC0
わたしも……たくさんの人を利用したし、利用されてきた……そういう意味では、本当にコイツと一緒なのかもしれない。
気持ちわるっ。
ソニア「この海の向こうには、日本はもちろん、わたくしの国もあるんです」
185: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/02/19(木) 01:20:50.33 ID:6sHOh3TC0
そうだよね……2年以上の記憶が抜かれてるってことは、ソニアの国だけじゃない、わたし達の国にだって、何があるかわからない……でもだとすると、どうしてこの島は平和なんだろう?
モノクマがコロシアイを持ちかけてくるまでは、この島は平和そのものって感じだった……じゃあ、だとしたら……?
ソニア「難しい顔、してますよ?」
186: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/02/19(木) 01:21:46.85 ID:6sHOh3TC0
西園寺「……うん、そうだね」
沈む夕日。止まる思考。ぼんやりと眺めているわたしとソニアだけの空間に、何とも言えない落ち着きを感じた。
これがソニアの力なのかな? 人を安心させることのできる、あの女の力なのかな?
187: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/02/19(木) 01:22:45.17 ID:6sHOh3TC0
―サイオンジノコテージ―
キーンコーンカーンコーン……
また、一日が終わる。この瞬間が、もしかすると一番怖いかもしれない。
188: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/02/19(木) 01:23:24.33 ID:6sHOh3TC0
6日目
―サイオンジノコテージ―
キーンコーンカーンコーン……
189: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/02/19(木) 01:24:00.89 ID:6sHOh3TC0
西園寺「……何?」
罪木「あ、あの、その……お風呂は入りました?」
西園寺「……ま、まだ……だけど?」
190: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/02/19(木) 01:24:28.52 ID:6sHOh3TC0
―レストラン2カイ―
この辺のくだりは変わりませんので、ちょこちょこはしょります。
十神「いいか? パーティーを開くぞ」
191: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/02/19(木) 01:24:55.74 ID:6sHOh3TC0
罪木「ぱ、パーティー……いいのかなぁ? 私がそんな物に出ちゃって……」
小泉「大丈夫だよ。そうとなれば、カメラのレンズを磨いとかなくちゃね」
七海「でも、パーティーをする場所なんて……どこにあるの?」
192: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/02/19(木) 01:25:33.91 ID:6sHOh3TC0
狛枝「実はね……こんなこともあろうかと、くじ引きを用意してたんだよ」
左右田「うおっ!? すげぇなぁ……」
狛枝「さ、皆、引いてって」
193: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/02/19(木) 01:25:59.34 ID:6sHOh3TC0
―ホテルキュウカン―
午後7時……パーティーが始まる時間……わたしは豚足ちゃんのボディーチェックに吐き気を覚えながら、大広間に行った。
西園寺「あのボディーチェック……すごすぎでしょ……どんだけ念を入れてやってるのさ……」
194: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/02/19(木) 01:27:01.74 ID:6sHOh3TC0
それから、しばらくして全員が揃った。
十神「……いいか? これからパーティーを始める。だがその前にだ!! 危険物の回収をさせてもらうぞ!!」
弐大「危険物の回収じゃと?」
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