312: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/03/05(木) 09:38:58.23 ID:vqvEgqsA0
西園寺「もしかしてあの時、アイロンのコードが引っかかって、転んじゃったんじゃない?」
日向「……は?」
罪木「そ、そっか……それでアイロンの電気が供給されなくなったんですね……?」
313: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/03/05(木) 09:39:41.84 ID:vqvEgqsA0
西園寺「……ねぇ、狛枝……?」
狛枝「……ボク?」
西園寺「アンタ、突然腹が痛いって言って、大広間から抜けたよね? わざわざ豚足ちゃんの胃薬も断ってさ……」
314: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/03/05(木) 09:40:44.69 ID:vqvEgqsA0
西園寺「あの後、アンタは本当にトイレに行ったワケ? もしかしてその後、エアコンのタイマーで停電しない理由を調べるために、倉庫に行ったんじゃないの?」
狛枝「……仮にそうだったとして、ボクはそこから停電した後動けないと思うんだけど……?」
日向「どうだかな……倉庫は狭いし、埃っぽくてあまり調べていないんだ……もしかしたら、何かが隠されてた可能性も考えられる」
315: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/03/05(木) 09:41:51.38 ID:vqvEgqsA0
小泉「ちょ、ちょっと、喧嘩するか推理するか、どっちかにしてよね?」
狛枝「じゃあ、1つ聞くけど……ボクはそこから何を使ったっていうの? 倉庫に仮に何かを隠しておいて、いったい何を使ったって言うのさ?」
ソニア「そ、それは……なんでしょう?」
316: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/03/05(木) 09:43:44.41 ID:vqvEgqsA0
狛枝「へぇ……ふふっ、やっぱり君は面白いなぁ」
え? ……今、この状況でアイツ、笑った、よね?
狛枝「じゃあ、更に言わせてもらうよ。もし仮にボクが暗視スコープを持ってきてたとしよう。なら、その暗視スコープ自体はどこにあるの?」
317: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/03/05(木) 09:44:28.83 ID:vqvEgqsA0
狛枝「とにかく、暗視スコープの場所を知りえない限り……君の推理は、全部推論だよ。結局、ボクらの誰にでも可能って事になっちゃうんじゃないかな? つまり、この殺人に犯人なんていないんだよ」
七海「言ってる意味……だんだん分かんなくなってきてない?」
西園寺「はぁ……なら、証明してあげるよ……確かに暗視スコープがどこにあるのか知らない。でも、アンタが暗視スコープを使った絶対と言っていい証拠があるはず……その前に、豚足ちゃーん?」
318: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/03/05(木) 09:44:58.14 ID:vqvEgqsA0
西園寺「豚足ちゃんのジュラルミンケースの中に入ってた暗視スコープってー、ちゃあんと、ケースに収まってたよね?」
十神「ああ……ロケットパンチマーケットからそのまま持ってきたからな……」
西園寺「あれあれー? じゃあ、なんでこんなところにあんなものがあったのかなー?」
319: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/03/05(木) 09:45:25.65 ID:vqvEgqsA0
西園寺「この暗視スコープのケース……ロケットパンチマーケットから見つかったものなんだよ?」
狛枝「……!?」
日向「これがある、そして十神の暗視スコープにケースがついてる……つまり、暗視スコープが……」
320: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/03/05(木) 09:47:19.85 ID:vqvEgqsA0
日向「停電になる前に暗視スコープを倉庫で装着して、ナイフを持ち、停電させた後……」
七海「大広間に向かって……」
西園寺「入り口付近にいた弐大を刺した……って考えれば」
321: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/03/05(木) 09:49:18.06 ID:vqvEgqsA0
狛枝「むぐ……ぐうううう……!!」
西園寺「言い逃れできないよ? その後返り血を防いだテーブルクロスを、テーブルの下に突っ込んどけばいいんだよ。その間に電気が復旧する……なんてことは、多分あの白黒クマだったらしないと思うし」
モノクマ「ど、ドキィッ!?」
322: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/03/05(木) 09:50:40.89 ID:vqvEgqsA0
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