315: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/03/05(木) 09:41:51.38 ID:vqvEgqsA0
小泉「ちょ、ちょっと、喧嘩するか推理するか、どっちかにしてよね?」
狛枝「じゃあ、1つ聞くけど……ボクはそこから何を使ったっていうの? 倉庫に仮に何かを隠しておいて、いったい何を使ったって言うのさ?」
ソニア「そ、それは……なんでしょう?」
316: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/03/05(木) 09:43:44.41 ID:vqvEgqsA0
狛枝「へぇ……ふふっ、やっぱり君は面白いなぁ」
え? ……今、この状況でアイツ、笑った、よね?
狛枝「じゃあ、更に言わせてもらうよ。もし仮にボクが暗視スコープを持ってきてたとしよう。なら、その暗視スコープ自体はどこにあるの?」
317: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/03/05(木) 09:44:28.83 ID:vqvEgqsA0
狛枝「とにかく、暗視スコープの場所を知りえない限り……君の推理は、全部推論だよ。結局、ボクらの誰にでも可能って事になっちゃうんじゃないかな? つまり、この殺人に犯人なんていないんだよ」
七海「言ってる意味……だんだん分かんなくなってきてない?」
西園寺「はぁ……なら、証明してあげるよ……確かに暗視スコープがどこにあるのか知らない。でも、アンタが暗視スコープを使った絶対と言っていい証拠があるはず……その前に、豚足ちゃーん?」
318: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/03/05(木) 09:44:58.14 ID:vqvEgqsA0
西園寺「豚足ちゃんのジュラルミンケースの中に入ってた暗視スコープってー、ちゃあんと、ケースに収まってたよね?」
十神「ああ……ロケットパンチマーケットからそのまま持ってきたからな……」
西園寺「あれあれー? じゃあ、なんでこんなところにあんなものがあったのかなー?」
319: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/03/05(木) 09:45:25.65 ID:vqvEgqsA0
西園寺「この暗視スコープのケース……ロケットパンチマーケットから見つかったものなんだよ?」
狛枝「……!?」
日向「これがある、そして十神の暗視スコープにケースがついてる……つまり、暗視スコープが……」
320: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/03/05(木) 09:47:19.85 ID:vqvEgqsA0
日向「停電になる前に暗視スコープを倉庫で装着して、ナイフを持ち、停電させた後……」
七海「大広間に向かって……」
西園寺「入り口付近にいた弐大を刺した……って考えれば」
321: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/03/05(木) 09:49:18.06 ID:vqvEgqsA0
狛枝「むぐ……ぐうううう……!!」
西園寺「言い逃れできないよ? その後返り血を防いだテーブルクロスを、テーブルの下に突っ込んどけばいいんだよ。その間に電気が復旧する……なんてことは、多分あの白黒クマだったらしないと思うし」
モノクマ「ど、ドキィッ!?」
322: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/03/05(木) 09:50:40.89 ID:vqvEgqsA0
323: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/03/05(木) 09:51:54.29 ID:vqvEgqsA0
狛枝「結論から言うと、大正解! そう、全てはボクの仕業だったんだ!」
狛枝「パーティーの時に、停電を企てたのもボクなんだ。さっきの推理通り、本当の計画では卓上ランプのコードをたぐって、テーブルの下にあるナイフを使って、誰かを刺すつもりだったんだけどね」
日向「クソッ……」
324: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/03/05(木) 09:53:15.59 ID:vqvEgqsA0
狛枝「えっと、どこまで話したっけ? ああ、倉庫だったね」
そんな何かを確認するみたいに言わなくても、どうせわかってるくせに……めんどくさ
狛枝「倉庫のアイロンの仕掛けを片付けられちゃったときのために、床下の入り口の所に色々と隠させてもらったんだよ」
325: ◆OkvzCxnsU.[saga]
2015/03/05(木) 09:53:57.43 ID:vqvEgqsA0
西園寺「まあ、掃除当番の時に準備を進めてたんだとは思うけどね。あのくじに何か仕掛けでもしてあったんでしょ?」
狛枝「それは違うなぁ……でもまあ、そう思うのも当然か」
十神「貴様……どういう意味だ?」
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