過去ログ - 響「輝きの向こう側は…」
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10:魔法をかけて
2015/02/04(水) 16:06:38.69 ID:GUuysaGD0

千早さんはじっと私の目を見つめる。それは先ほどの「殺意」のような禍々しいものではなく、辛い決断をすることを決めた覚悟の瞳だった。

765プロは今、瀬戸際に立たされている。これを打開する手段は一つしかない。

お金がいる。それも莫大な量の資金が。765プロはこの絶望的な状況からトップアイドルを生み出さなければならなかった。でも、どうすればいい?有名になると言うのは非常に難しい。有名になるということだけでも資金がいる。961プロのような莫大な資金と後ろだてもない弱小事務所。しかし、取れる手段は一つだけ残されていた。「話題作り」である。人々の関心を一度でも目を向けさせればしばらくの間は活動資金に困ることはなくなる。765プロには大きな「話題作り」のためのネタがある。それが私『星井美希』である。

仲間を捨て天下の961プロに引き抜かれ今やAランクのトップアイドル。それを弱小事務所の元同僚の友人がフェスで勝利を収めることができれば世間の目は釘付けである。

彼女『如月千早』は−



千早「あなたを倒して、私がトップアイドルになる!」



961プロと同じように仲間を蹴落として進む覚悟を決めていた。



美希「いいよ、勝負しよう千早さん」

今になってわかった。千早さんは私に何度もひどい言葉を言った。それは美希を怒らせて勝負に乗らせるためなんだね。

あはっ!わかったの。乗ってあげる。でもね美希は負けてあげないよ?

美希は決めたの!! 千早さんを倒して765プロを潰しちゃうの!!


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