28:魔法をかけて
2015/02/06(金) 14:22:55.79 ID:Bh2xirDv0
伊織『あぁ、人生に涙あり』
やかましく目覚ましが鳴る。静寂の世界を一気に壊される。
部屋の気温は低く、まだ起きることを躊躇させるほどの寒さだった。
伊織「…なによ、もう朝なの」
私は覚醒してない頭を無理やり動かしながら手を伸ばし目覚まし時計を止める。
二度失敗し、三度目にしてようやく騒音の元凶を止めることに成功した。時計を見ると既にいつもの起床時間を越していた。
伊織「っと、今日は仕事だったわね」
私は最低限の仕度だけをして家をでる準備をする。
寝癖で跳ねている髪だけを適当にブラッシングする。
毎朝シャワーに入り髪を一本一本整えていたのが今では嘘のようだった。
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