40:魔法をかけて
2015/02/06(金) 17:52:33.86 ID:Bh2xirDv0
―――某スタジオ――――
伊織「仕事に行くのはわかるけど、どうしてこいつも一緒なのよ!」
中古の事務所の車から降りながら私は尾崎pに愚痴り続ける。隣には貴音がいたが移動中もずっと文句を言っていた。
尾崎p「何度も言ってるでしょ?貴音に仕事場を見せるように社長に頼まれてるの」
伊織「だからって、なんで私の仕事と被ってるのよ!」
こんな奴が隣にいたら簡単な仕事でもミスしてしまいそうだ。そんな不安が心の中にあった。
貴音「申し訳ありません伊織。私はこちらに来て日が浅く、早く馴染みたいと思い、社長に頼んだのです」
私の文句を気にも止めずに話しかける貴音。その余裕が気に入らず早歩きでスタジオまで移動した。
尾崎p「おい、待てって」
尾崎の声を無視し一人先にスタジオに向かう。到着した時には私は肩で息をしていて、スタッフが苦笑いしながら挨拶をしてきた。
本当に今日はついてない。
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