68:魔法をかけて[saga]
2015/02/07(土) 23:37:50.72 ID:SYYasATM0
目を大きく見開け、しかしその瞳の中にはまだ見ぬ境地への好奇心で満ち溢れていた。
あぁ、美希…あなたの純粋な心を、このフェスを楽しむ心を汚してしまってごめんなさい。でも、私はもう進むことしかできないの。
千早「そして、その曲はあなたが一番知っている曲よ」
私は知っていた−
プロデューサーはこの曲を美希に渡していた。
彼女が初めてのオーディション時に使用した曲。
そのオーディションではたまたま番組に合わなかっただけで審査委員たちからは高評価を受けていた。
そしてこれがきっかけとなって美希の仕事は増えていった。
プロデューサーは別の曲を作り、この曲は公式では一度も使われることがなかった。
この曲はプロデューサーと美希だけの曲。二人の思い出の曲だった。
だから、私はこれを利用したのだ。
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